フレデリック・サーストンとは? わかりやすく解説

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フレデリック・サーストン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/06 02:21 UTC 版)

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フレデリック・サーストン
Frederick Thurston
生誕 (1901-09-21) 1901年9月21日
イングランド、オクストン
死没 (1953-12-12) 1953年12月12日(52歳没)
学歴 王立音楽大学
ジャンル クラシック
職業 クラリネット奏者

フレデリック・ジョン・サーストン(Frederick John Thurston, 1901年9月21日1953年12月12日)は、イギリスクラリネット奏者。

生涯

7歳から父の指導を受ける。奨学金を得て王立音楽大学に進み、チャールズ・ドレイパーに師事した。1920年代ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、BBC放送管弦楽団との共演を経て、新設されたBBC交響楽団の首席クラリネット奏者に就任した。1946年に退団後は室内楽演奏に専念する[1]

アーノルド・バックスハーバート・ハウエルズジョン・アイアランドらのクラリネット・ソナタや、アーサー・ブリスクラリネット五重奏曲エリザベス・マコンキーマルコム・アーノルドの《クラリネット協奏曲 第1番》、アラン・ロースソーンの《クラリネット協奏曲》、イアン・ハミルトンの《3つの夜想曲》といった当時の新作を初演した[1]

1930年から没年まで王立音楽大学で教鞭を執り[1]、生涯最後の年に門人シーア・キングと結婚した[2]。その後1953年に肺癌のため死去した。

  1. ^ a b c Robert Philip/Pamela Weston, 'Thurston, Frederick”. Grove Music Online. 2013年3月14日閲覧。
  2. ^ Pamela Weston/Robert Philip”. Grove Music Online. 2013年3月14日閲覧。

参考資料・外部リンク

  • Thurston, Frederick; A. Frank (1939 (revised and enlarged 1979)). The Clarinet: a Comprehensive Tutor for the Boehm Clarinet. London. 
  • Thurston, Frederick (1940–41). “Clarinet Tone”. Woodwind Year Book: 47ff. 
  • Thurston, Frederick (1956). Clarinet Technique. London. ISBN 0193186039. 
  • The Passage Studies Volume 1 ( Boosey & Hawkes )
  • The Passage Studies Volume 2 ( Boosey & Hawkes )
  • The Passage Studies Volume 3 ( Boosey & Hawkes )
  • Weston, P. (1971). Clarinet Virtuosi of the Past. London. pp. 271–274. 




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