フランスにおける事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 20:54 UTC 版)
「オーグメンテイション」の記事における「フランスにおける事例」の解説
フランスの君主はイングランドに比べて加増紋を贈ることに積極的ではなかったものの、数少ない事例としてはジャンヌ・ダルクの親族に与えられたものがある。ジャンヌの生家ダルク一族は、フランスにおけるイングランド勢力の駆逐に成功したジャンヌの功績によって、右掲の紋章をシャルル7世より加増されている。そのデザインは、青地に対して垂直に切り立つ剣がフランス王冠を支えており、かつフランス王家を意味する2つのユリが両脇に配されている。 シャルル7世は1429年に加増紋を贈ると同時に、一族にユリを意味する姓「デュリ(du Lys)」を与えたため、一族は以降この姓を用いた。
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