フブスガル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:18 UTC 版)
守備軍の長。街の一切を焼き払ってでも王城を死守するとしており、以前のバルン・ヘレムの戦での蛮族に敗れたヤムスラン候ユイチュアイがシムシャーラの流儀とし一族諸共腹を切らされたからである。大軍を任されるだけあり軟弱な武将ではなく、かつて隣国ウラニアと共同して暴威をほしいままにしていたエルロラ義賊団を討伐した折には自ら騎兵軍団を率いて山野を駆けるなど根っからのオード(土候)。場内にいる諸国の兵を再編し逃げ込んできた敗兵、傷兵を無慈悲に城外に追い出して精強な者のみを選りすぐり、女、子供等、非戦闘員達を蛮族の城下に放擲した。応じない者は貴人の類でも斬り殺す程、決死の覚悟から半ば鬼人に変わった。長期戦を目算していたがアシャワン軍の猛攻で敗れ、ブハラは三日で陥落し自害の場でおさえられた。
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