ピート・ラロカとは? わかりやすく解説

ピート・ラロカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 04:51 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ピート・ラロカ
Pete La Roca
出生名 Peter Sims
生誕 (1938-04-07) 1938年4月7日
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク・シティ
死没 (2012-11-19) 2012年11月19日(74歳没)
ジャンル ジャズ
担当楽器 ドラム

ピート・ラロカPete La Roca)ことピーター・シムズ(Peter Sims、1938年4月7日 - 2012年11月19日)は、アメリカ合衆国ジャズドラマー弁護士。ラロカはラテン・ジャズ・バンド時代にティンバレス奏者として活動していた頃から名乗った芸名である。

略歴

1957年から1968年までの間、ソニー・ロリンズジャッキー・マクリーン、スライド・ハンプトン、ジョン・コルトレーン・カルテット、マリアン・マクパートランドアート・ファーマーフレディ・ハバードモーズ・アリソン、チャールズ・ロイド、ポール・ブレイ、スティーヴ・キューンらと共演する傍ら、とりわけバンドリーダーとして、またボストンではジャズのワークショップの専属ドラマーとして活動した。この間に、2枚のリーダー・アルバム、『バスラ』(ブルーノート1965年)と『ターキッシュ・ウィミン・アット・ザ・バス』(ダグラス・レーベル、1967年)を発表した。また、後者はチック・コリア名義でミューズ・レコードからアルバム『ブリス(Bliss!)』として発表された。

1968年に音楽界を去って法曹界に転身し、1973年に『ターキッシュ・ウィミン・アット・ザ・バス』が同意なしにチック・コリア名義のアルバムとして発表された際には、自ら訴訟を起こして勝訴した。

1979年にジャズ界に復帰した。1997年に再びブルーノートより、リーダー・アルバム『スイング・タイム』を発表している。

2012年11月19日、肺がんのために死去[1]。74歳没。

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『バスラ』 - Basra (1965年、Blue Note)
  • 『ターキッシュ・ウィミン・アット・ザ・バス』 - Turkish Women at the Bath (1967年、Douglas) ※チック・コリア名義でアルバム『ブリス』 - Bliss! (1973年、Muse)として再発された
  • 『スイング・タイム』 - Swingtime (1997年、Blue Note)

外部リンク

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Drummer & Composer Pete La Roca Dies at 74 Jazz Times 2012年11月21日閲覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピート・ラロカ」の関連用語

ピート・ラロカのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピート・ラロカのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピート・ラロカ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS