ピグチェン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 07:43 UTC 版)

ピグチェン[4](Piguchén)、またはピウチェン[6]、ピウチェーン[8](Piuchen、Piuchén)は、チリの民話、元はマプチェ族に伝わる、有翼の吸血蛇。マプチェ語で「人を枯らす」の意。
風切り音(口笛音)を発し、そのさえずりや凝視によって死をもたらすなどと俗信で恐れられるようになった。描写は有翼・有尾の爬虫類や鳥類、また哺乳類との合成獣の描写もみられる。生息地も森林、山間部、水中や水底などさまざまに言われる。
実在の吸血コウモリ(ナミチスイコウモリ種)は長い尻尾はないが、ピグチェンは、この吸血コウモリに発端する伝承ではないかと考察される。
名称
一般にスペイン語文献でピウチェン(Piuchén, Piuchénes)と表記するが、マプチェ語で「神話の鳥かコウモリ」または「飛ぶ蛇」を意味する Piwichen, piwicheñ(音写:pihuicheñ)の借用とされる[9]。さらに分解すると、この piwichen は piwn 「干す(飲み干す)」と ché 「人」の複合語とみなせる[10]。よって「人間を枯らす」の意ととれる[7]。
語形では、ロドルフォ・レンツが pihuichén[12][9] 、フランシスコ・カヴァーダが peuchén と表記[13][9]。また、アンドレス・フェブレスが Pihuychén と表記したはずだが[14]、印刷では誤記となっている[9][16][13]。
別の語学者は、鳥の鳴き声の擬音語の可能性を示しているが、ハイイロクイナ[注 1] の声と仮説する[17]。
伝承
もともとマプチェ族に伝わるピウィチェン(<マプチェ語: piwichen;[10] 音写:Pihuichen)[注 2]の伝承では、主に有翼の蛇の姿かたちをとるとされる。夜間に飛び、森に眠る人間や動物の血を啜るという。まだローブル(ローブルミナミブナ)の木が芽吹く頃の季節を好むとされ、猛暑になると木肌にへばりついたままになり、滴らした血が木の下の一か所にたまるので、そいつの居場所であることを特定できる。樹林の精霊とされる[21]。
某書では原住民版に近い伝承を「ピウィチェン」[18]、後の流布版の伝承を「ピグチェン」(Piguchen)として区別している[22]。ピグチェンについては、異説や地域別の伝承の違いがある。
外見
ピウチェンは羽の翼の生えた蛇の姿[23](マウレ州・ビチュケン町[11][22])、あるいはコウモリの翼を生やした大トカゲの姿、ともいわれる[24]。
民話集所収の某話者によれば、"全長が約0.5メートル (1.6 ft)ほどの年経た蛇。猛毒の剛毛に覆われ、色は黒く、翼をもつ"とある(首都サンティアゴにほどちかい山脈地[注 3]の伝承)[26][27]。
たいへん長寿であるが[28][29]、年を経た有翼蛇は変態し、雄鶏ほどの大きさの鳥[18]、あるいは七面鳥の若鶏ほどの大きさの鳥になるという[11][30]。異聞では、老齢になるとギョロ目の巨ガエルの体じゅうに羽毛を生やしたような生物となり、翼はあるが太く短く、あまり遠距離は飛翔できなくなるという(首都州タラガンテ県[注 4]の伝承)[11][31]。
コキンボ州・ オバエの伝承では、ピウチェンは、"オウムのくちばしと翼、ヒキガエルのような胴体、蛇のような尻尾"だとされる[33][30]。コキンボ州で個体の標本を得たという話があり、しょせんは吸血コウモリだろうと考察が添えられているが( § 実在動物の同定参照)、爬虫類・鳥類・哺乳類の合成獣のような描写で報告された[34]。
変身能力により、ある時には人間、植物、動物のように姿を変える、という記述もみえる[28]。
習性
また、妙な風切り音(口笛のような音、名詞:silbidos、動詞:silba)を発すると言われるが[23][注 5]、その風切り音や、凝視によって獲物や敵を死亡させられる、ともいわれる[24][14]。異聞では凝視によって敵を金縛りの麻痺状態にして、おとなしくなった相手の血を吸うのだという[23][36]。また、凝視で殺すのもそうだが、出生からして、赤色の雄鶏の卵(オスの卵)より生まれる、または失敗して処刑された呪術師(ブルホ、brujo)の死体から生まれる、などとも噂される[9](バシリスクの卵生伝説や、マンドラゴラの受刑者死体よりの発生伝説を参照)。
この吸血動物の好みについては、スペインの権威のまとめによれば、概して人間より動物の血を好むのだという[31][37]。牧畜民らは、ヒツジやヤギが夜のうちに殺されていると、ピグチェンのしわざと決めつける[23][注 6][注 7]。
英国のリチャード・ロングヴィル・ヴォーウェル[注 8]の著とされる回顧録(1831年)には、奇譚好きなウアッソたちが語るところよるピウチェン(pehüechèn 〔ママ〕)の描写が見える。出身が首都にほど近いアコンカグア山(アコンカグア谷)[注 9] である彼らのほぼ全員が、「羊を襲っていたこの怪物を殺した」という身内や知り合いの証言を聞いている。こちらの俗信によれば、頭上を飛ぶだけで遠距離から血液を奪うこともできるという。また、その金切り声も危険視された[39]。
生息地
生息地については様々に伝わる。
原住民のあいだでは樹林の精霊だと述べたが、ある資料ではパタゴニアヒバの樹林(bosque de alerces)にまつわるとする[17]。ピウチェンの怪力はこのヒバ[注 10]やアエクストキシコン[注 11]などの大木を軽々と倒すとチロエ諸島の伝承に語られる[28]。
上述の剛毛の黒い翼蛇は、山脈(アンデス山脈)[注 12]に棲むが、サンベルナルドや首都サンティアゴまで飛んでいって畜牛の血を吸う。昼間は木に隠れている[26][27]。
またチロエの伝承では、姿が変る合成獣だとされ、人間のような要素もあれば、蛇、鳥類、魚類の部分もあわさっており、しかも色々と草や灌木や、角のような中空の突起が生えており、カエルやコウモリにも似たところがある、といわれる。その怪物は湖沼や川に好んで棲み、現地本島のウィジンコ湖にも出現するという。大波を起こし、舟艇が転覆することもあるという。また、体から何やら刺激的物質を分泌するため、人間の皮膚がかぶれることがあるという[28]。
異聞でも、棲み処は沼沢地やラグーンの水底だといわれる[9]。
(さらには続けて § 対処法も参照)。
対処法
ある著名作家[注 13]によれば、緑色の蛇で、木の芯の部分にすんでいるという[41]。また、血尿を滴らせるのでその通った跡を追うことができ[41] 、(マプチェ伝承で触れたように)その怪物が住む木の下には血が滴っているので居場所をつきとめられる(首都州メリピージャ県[注 4]の伝承)[11][30]。
上述したように、首都サンティアゴ近郊の畜牛の情報筋は、ピグチェンを毒の剛毛で覆われているため、生捕りは無理難題とされる[25][42]。よって、接触せずに殺すほかなく、 退治するには、血の滴りの痕跡がある棲み処の木をみつけ、そいつが住む木のうろを布で塞ぎ[注 14]、逃げないようにして火をつける[26][27]。
また、マプチェ族の伝承では、ピウィチェンはマチと呼ばれるシャーマンと共闘する存在といわれるが[18]、この怪物を倒そうとするなら(良い)マチに頼らざるを得ないという[23][7]。マチならば、怪物に麻痺させられても解毒の薬草を処方できる[23]。
オバエの俗信では、白旗を振ったり、口笛音でさえずる害獣にたいして瓶を笛代わりに音を立てると怖気させて追っ払うことが出来ると言われる。また、所有するヤギの群れのなかに、白ヤギを混じらせると襲われなくなるという[33][30]。首都州サンティアゴ県マクル市では、ヤギを6頭ずつ固めておくとこの害獣からの被害を防げるとした[41]。前出の首都圏の畜牛業筋の話では、牛を襲わないよう追い払うには、牛の角笛[注 15]を吹くとよく、その音に怖気づき、どこかへいなくなるという[26]。人間の側から攻撃を仕掛けない限り、ピグチェンは人間を襲うことはない[26]。
実在動物の同定
この吸血動物の伝説は、実在の実在の吸血コウモリ(ナミチスイコウモリ種)に端を発すともいわれる。一昔前の文献には伝説のピウチェンの同定種に学名 Desmodus dorbinyi 〔ママ〕 (正しくは D. dorbignyi[43])がみられるが[34]、最新の動物学では、この学名は Desmodus rotundus に統一されており、ナミチスイコウモリを指している[44]。ただ。実在のコウモリである同種も、スペイン語で俗に "Piuchén" と呼ばれている[43]。
類例
プエルトリコなどで知られる「ヤギ吸いの」幻獣チュパカブラとの比較がなされる。文人のフロリドール・ぺレスのピグチェン解説でも、チリでは、20世紀のしまいまで最もチュパカブラ被害に遭ったのはクアルタ地方(コキンボ地方)ではなかったろうか、と述懐的に意見している[18]。そしてピグチェンこそがチュパカブラの前身なのではないか、と仮説する[45]。
注釈
- ^ スペイン語: pidén。
- ^ 原典拠のトマス・ゲバラ(1908年)では音写:Pihuichéñだが、ビクーニャ (1915年)の読み下しは Pihuichenとし[11]、文人の Pérez(2004)は原表記に合わせている[18]。マプチェ語の表記はマプチェ語: piwichenであり[10]、それを参考にカナ表記を起こせる。
- ^ 詳細は § 生息地に記述。
- ^ a b か、同名の県都。
- ^ Silvestre (1904) のオバエの神話・動物学の記事は、「口笛音を三度はなち、その到来を知らしめる」とある。
- ^ Vowell (1831)の記述も参照。
- ^ ところがペンギン社の本では真逆のようなことを記述しており、人間が見つからないとき、羊を狙って血を吸う、という表現をしている[23]。
- ^ Richard Longeville Vowell。チリでは正規兵ではないが志願兵として、1820年前後頃おきたトマス・コクラン英国海軍中将主導の軍事介入に参入した[38]
- ^ キヨタ以東、サンティアゴ以北。
- ^ スペイン語: alerces。
- ^ スペイン語: tique。
- ^ アンデスの山間部か。異聞の「アコンカグア」(山)の記述を参照。
- ^ ホセ・サントス・ゴンサレス・ベラ。
- ^ 「木の洞(hueco)」に棲んでいると原文にあるので、それを蓋すれば(cubren)よいわけで、木全体を布で覆いつくす(encubrir)必要はない。
- ^ スペイン語: cuerno de buey。erkenchoを参照。
参考文献
- ^ Guevara (1908), Fig. 42.1 Pihuicheñ on p. 323
- ^ a b ラバル, ラモン・A.「ピグチェン」『チリの民話 [Cuentos populares en Chile]』三原幸久、平倉佳子共訳、新世界社〈ラテン・アメリカ民話シリーズ 1〉、1979年4月、231頁。全国書誌番号:81019436、 NCID BN12742231。
- ^ 三原幸久 著「ラテン・アメリカの妖怪と魔神たち」、山室静、山田野理夫、駒田信二 編『妖怪魔神精霊の世界 : 四次元の幻境にキミを誘う』自由国民社、1974年、267–269頁 。
- ^ 三原幸久らによるカナ表記[2][3]。
- ^ Google Maps – ピウチェン (Map). Cartography by Google, Inc. Google, Inc. 2025年2月13日閲覧。
- ^ チリのオイギンス州 Pihuchen のカナ表記で確認[5]。
- ^ a b c d サナルディ, ホセ「ピウチェーン [El Piuchén]」『南米妖怪図鑑』セーサル・サナルディ (画); 寺井広樹 (企画)、ロクリン社、2019年、24–25頁。 ISBN 978-4-907542-73-3。 試し読みで閲覧可能。
- ^ サナルディによるカナ表記[7]
- ^ a b c d e f Carvajal Lazo, Herman (2021). "Piuchénes". Los topónimos indígenas del Norte Chico (スペイン語). Editorial Universidad de La Serena. pp. 124–125. ISBN 9789567052882。
- ^ a b c Augusta, Félix José de [in スペイン語] (1916). "piwən, piwichen and ché". Diccionario araucano-español y español-araucano: Araucano-español (スペイン語). Santiago de Chile: Imprenta Universitaria. pp. 185 and 18.
- ^ a b c d e f g h Vicuña Cifuentes, Julio (1915). “XXIX. El Piguchén” (スペイン語). Mitos y supersticiones recogidos de la tradición oral chilena. Santiago de Chile: Imprenta Universitaria. pp. 80–82
- ^ Lenz Diccionario[11]
- ^ a b c Cavada, Francisco Javier (1914). “Peuchén”. Chiloé y los chilotes: estudios de folk-lore y lingüistica de la provincia de Chiloé (república de Chile) accompañados de un vocabulario de chilotismos y precedidos de una Breve reseña histórica del archipiélago .... Revista de folklore chileno 5. Imprenta universitaria. p. 386
- ^ a b Febrés (1882)[15] apud Cavada。フェブレス刊行本の誤植の綴りは Pihuychén (var. Piuchéng, Piguchén)に訂正されている。Febrés の定義では、「飛びながら口笛音をさえずり、それを見たものは死ぬ」("vuela cuando silba, ye el que la ve se muere")とするが[13]、ゲヴァラはフェブレスを引いて単に「見た者を死に至らしめる飛び蛇」(Febrés menciona el ... Pimuychen causadaba la muerte al que la veia volar)とする[35] 。
- ^ a b Fébres, André (1882) Diccionario araucano-español s.v. "Pimuychen"
- ^ "Pimuychen"と誤記[15]。
- ^ a b Valenzuela, Pedro Armengol (1918) Glosario etimológico Tomo 2, s.v. "Piuchén, piuché", p. 215
- ^ a b c d e f Pérez, Floridor (2004). “El Pihuicheñ Mapuche” (スペイン語). Mitos y leyendas de Chile. Ilustraciones de Andrés Jullian. Providencia: Zig-Zag . ISBN 978-956-12-2648-7
- ^ Guevara, Tomás (1908). “Capitulo XIV. Concepciones míticas”. Psicolojía del pueblo araucano. Historia de la civilización de Araucanía. Santiago de Chile: Impr. Cervantes. pp. 320–322, fig. 42
- ^ Guevara, Tomás (January–June 1899). “Historia de la Civilizacion de Aruncanía (continuation Capítulo VIII)”. Anales de la Universidad de Chile 103: 1034 .
- ^ Guevara, Tomás Psicolojía (1908)[19] および Historia I: 231 (=Ch. VIII, Guevara (1899)[20])、Vicuña Cifuentes が転載[11]。
- ^ a b Pérez (2004) "El Piguchén"
- ^ a b c d e f g DK (2024). “El Peuchen: vampiric whistler”. Supernatural Creatures: Mythical and Sacred Creatures from Around the World. Penguin. p. 164. ISBN 9780593958315
- ^ a b Román, Manuel Antonio [in スペイン語] (1916). "Piguchén". Diccionario de chilenismos y de otras voces y locuciones viciosas (スペイン語). Vol. 4. Santiago de Chile: La Revista católica. pp. 274–275.
- ^ a b Laval, Ramón Arminio (1923). “El Piguchen”. Cuentos populares en Chile: recogidos de la tradición oral. Santiago: Cervantes. p. 235 語り手は "Francisco 2.º Vásquez, 1911" とあるが、この"2.º"(「#2」)は、他に同名の15歳少年がいるのでその区別と思われる。
- ^ a b c d e ラバル著「ピグチェン(El Piguchen)」。語り手は フランシスコ・ヴァスケス#2(*同姓同名の2人目)、[25][2]
- ^ a b c Plath (2022) "Como Matar al Pihuchén"
- ^ a b c d Quintana Mansilla, Bernardo (1987). “El Piuchen”. Chiloé mitológico: mitos, pájaros agoreros, ceremonias mágicas de la provincia de Chiloé. S/N. p. 45 Also "El Peuchén" online
- ^ Cavada (1914)による単語「Peuchén」の定義は "Hombre o animal de gran longevidad(寿命の長い人間や動物)"となっていることも参照。
- ^ a b c d Plath (2022) "La Cueva del Piuchén"。これは情報提供者 "Agustín Billa Garrido"の版とするが、ほぼ他資料で活字で記載された内容を集めただけの中身である。
- ^ a b Vicuña Cifuentes の書籍の内容を Chamberlain, Alexander F. (1910) "The Chilian Folk-Lore Society and Recent Publications on Chilian Folk-Lore, etc.", p. 389, Journal of American Folklore 23 で紹介した寸評。本の刊行以前だが、ビキューニャ氏が1910年国際アメリカ学者会議で内容発表している。
- ^ a b Vicuña Cifuentes (1915), glossary, VI. El Caleuche, p. 339
- ^ a b Silvestre, José (19 Feb. 1904). “Algo de mitología zoológica en Ovalle”. 《El Obrero》誌.掲載。Vicuña Cifuentes 所引[32]。
- ^ a b Latcham, Ricardo E. (1915) "Sobre algunos mitos zoologicos chilenos" Vicuña Cifuentes所引。[32] Floridor Pérezによるピグチェン解説では、無特定の博物学者が、コキンボ州の個体を D. dorbinyi 種に同定したとする[18]。
- ^ Guevara (1908), p. 320.
- ^ サナルディ:"周波数の高い鳴き声と異様な視線で見つめられると動けなくなる"[7]。
- ^ 地域別に明細すると、"ラバの血を食らう(コインコの伝承)";"動物の血を吸う(ビチュケン町の伝承)”; "羊をかっ食らう蛇で、黒羊をとくにえり好みとする(大チヤン・コイウエコの伝承)"、と記述される[11]。
- ^ Baeza, Andrés (2019). Contacts, Collisions and Relationships: Britons and Chileans in the Independence Era, 1806-1831. Oxford University Press. p. 81. ISBN 9781786941725
- ^ Vowell, Richard Longeville (1831). “Chapter XXIV. § Pehuechen”. Campaigns and Cruises, in Venezuela and New Grenada, and in the Pacific Ocean: From 1817 to 1830. 1. William D. Mahoney. London: Longman and Company. p. 425
- ^ Plath, Oreste [in 英語] (2022). "El Pihuchén (Piuchén-Piguchén-Pihuychén)". In Karen Plath Müller Turina (ed.). Geografía del mito y la leyenda chilenos (スペイン語). Fondo de Cultura Económica. ISBN 9789562892698。
- ^ a b c José Santos González Vera apud Plath.[40]
- ^ 参考まで Silvestre (1904) のオバエの記事では、毒性には言及していないが、"この動物は有名で有害だが、狩猟することはできていない"と述べている。
- ^ a b Mann Fischer, Guillermo (1978). “Familia Desmontidae”. Los pequeños mamíferos de Chile : Marsupiales, quirópteros, edentados y roedores. Gayana. Zoología 40. Universidad de Concepción. p. 41
- ^ “Desmodus rotundus (id=1004880)”. ASM Mammal Diversity Database. 1.13.. 12 February 2023閲覧。
- ^ Pérez (2004) 前章の "El Chupacabras: moderna clonación del Piguchen".
外部リンク
- toroia (2021–2022). “ピグチェン Piguchén”. 幻想動物の事典. 2025年2月12日閲覧。
- toroia (2021–2022). “ピウィチェン Piwichen”. 幻想動物の事典. 2025年2月12日閲覧。
- toroia (2005年10月22日). “ピグチェン、ピウチェン”. 幻想動物の事典制作メモ. 2025年2月12日閲覧。
関連項目
- ピグチェンのページへのリンク