ピアノソナタ第3番 (シューベルト)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ピアノソナタ第3番 (シューベルト)の意味・解説 

ピアノソナタ第3番 (シューベルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 03:00 UTC 版)

ピアノソナタ第3番 ホ長調 D 459 は、フランツ・シューベルト1816年8月に作曲したピアノソナタ。作曲者の死後1843年に出版された。

概要

シューベルトの兄フェルディナントが「5つのピアノ曲Fünf Klavierstücke)」として出版者に紹介しており、1843年に出版された際にも「5つのピアノ曲」として出版された。オットー・エーリッヒ・ドイッチュによるシューベルト年代順作品表題目録の初版では、5楽章全部がD 459として分類されていたが、シューベルト自身が「ソナタ」と記していたのは前の2楽章のみであるため、後の3楽章をD 459として分類するべきか否か議論がなされており、第2版からは第1、2楽章のみをD 459とし、第3楽章以降の3曲を「3つのピアノ曲 D 459aDrei Klavierstücke)」として別に扱われている。

曲の構成

全2楽章、または全5楽章。

  • 第3楽章(D 459a-1)アダージョ
    ハ長調、8分の3拍子、小ソナタ形式。
    緩やかな歌謡風の楽章。
  • 第4楽章(D 459a-2)スケルツォ・コン・トリオ:アレグロ
    イ長調、4分の3拍子。
    中間部(トリオ)はニ長調
  • 第5楽章(D 459a-3)アレグロ・パテーティコ
    ホ長調、4分の4拍子。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピアノソナタ第3番 (シューベルト)」の関連用語

ピアノソナタ第3番 (シューベルト)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピアノソナタ第3番 (シューベルト)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピアノソナタ第3番 (シューベルト) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS