ヒメイトマキエイとは? わかりやすく解説

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ヒメイトマキエイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 14:33 UTC 版)

ヒメイトマキエイ
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
: 軟骨魚綱 Chondrichthyes
: トビエイ目 Myliobatiformes
: イトマキエイ科 Mobulidae
: イトマキエイ属 Mobula
: ヒメイトマキエイ M. thurstoni
学名
Mobula thurstoni
Lloyd, 1908
和名
ヒメイトマキエイ
英名
bentfin devil ray

ヒメイトマキエイ(姫糸巻鱏、学名: Mobula thurstoni)はイトマキエイ属に属するエイの一種。英名はベンフィンデビルレイ。

分布

青森県沖縄県〜東インド、西部太平洋に生息[1]

形態

最大でも体幅は2メートルほどで、体重は約54キログラム。イトマキエイの中で最も小型種。体の背側は全体的に光沢のある青紫色をしており、頭部背面にある暗色の帯状模様が特徴[2]

生態

回遊魚で、オキアミなどのプランクトンを鰓で濾しとって食べている。単独または、群れで生活している。

人間との関わり

沖縄美ら海水族館の個体(遊泳中)

水族館での展示例がなく、飼育が難しいが、沖縄美ら海水族館では2019年5月13日、世界初となる雌、雄の2個体を飼育することに成功した[3]

脚注

  1. ^ ヒメイトマキエイ - WEB魚図鑑”. ズカンドットコム (2024年4月17日). 2025年2月11日閲覧。
  2. ^ ヒメイトマキエイ”. 沖縄美ら海水族館. 2025年2月11日閲覧。
  3. ^ 小さなマンタ!?「ヒメイトマキエイ」世界初展示!!”. 沖縄美ら海水族館. 2025年2月11日閲覧。



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