ヒゴロモエビ Pandalopsis coccinata Urita, 1941
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:50 UTC 版)
「タラバエビ科」の記事における「ヒゴロモエビ Pandalopsis coccinata Urita, 1941」の解説
体長20cmほどの大型種で、体は丸っこい。体色は紫色で、体の各所に赤の大きな斑点がある。オホーツク海南部、北海道〜三陸の太平洋岸に分布し、水深400-600mほどの深海の砂泥底に生息する。体色が紫色なので「ブドウエビ」とも呼ばれるが、標準和名の「ブドウエビ」は別種 P. miyakei Hayashi, 1986 を指す。食用に漁獲されるが、大卵少産で繁殖力が低く、20世紀末頃から資源の枯渇が深刻となっている。
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