パーカータイプ防寒外衣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/25 20:04 UTC 版)
「防寒戦闘服外衣」の記事における「パーカータイプ防寒外衣」の解説
かつて北海道や東北方面などの部隊で使用されていた防寒外衣で、両面リバーシブルタイプの外衣であった(OD色と白色)。 通常の訓練ではOD、冬期訓練(検閲)等では白色に裏返して使用しており、古くなると白色がくすんで黒く変色したものを着用する者もいた。 綿などの断熱素材があまり入っておらず、戦闘服の上にこれだけでは北海道の厳冬期には耐えられない事もあり、戦闘服の内側に「通称:ラクダシャツ」と呼ばれる防寒着や外側に「ラクダジャケット」と通称されるジャケット状の防寒着を着用して防寒外衣を着用していた。 現在防寒戦闘外衣が配備されていない部隊や予備自衛官等では現役であるものの、防寒戦闘外衣と同じようなパターンの外衣採用により徐々に退役の方向である。
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