パンノニア平原のロタンダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 15:37 UTC 版)
「ロタンダ」の記事における「パンノニア平原のロタンダ」の解説
現在のハンガリーに当たるパンノニア平原にはいくつかの種類のロタンダが見られる。これらの建物は、古代の小さな村の教会が徐々に増築されたものと解釈できる。現存しているものも多く(Nagytótlak, Kallósd, Kissikátor, Bény, Süvéte)、古代の土台を発掘して保存しているものも多い。Sárospatak の教会では、単純な円形の身廊と東側のアプスが見て取れる。Dunakeszi には14世紀に長軸方向に増築された教会がある。Isaszeg にはロタンダそのものを東西に大きくする増築をした教会があり、元のロタンダの土台の痕跡がゴシック建築の身廊内に残っている。多くの場合、ロタンダは新たなより大きな教会の身廊として使われている(Bagod-Szentpál, Hidegség, Vágkeresztur, Ipolykiskeszi, Herencsény, Szalonna)。このような教会はパンノニア平原のあちこちにある。
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