パフィオペディルム・プリムリヌム


●インドネシアのスマトラ島に分布しています。長舌形の葉が4~7個つき、縁は波状です。花茎は直立または斜上して、周年、黄色い花を咲かせます。上顎片は丸く、縁が波状の花弁は水平に張りだしています。
●ラン科パフィオペディルム属の常緑多年草で、学名は Paphiopedilumprimulinus。英名はありません。
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パフィオペディルム・プリムリヌム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/27 23:55 UTC 版)
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パフィオペディルム・プリムリヌム
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Paphiopedilum primulinum |
パフィオペディルム・プリムリヌム Paphiopedilum primulinum はパフィオペディルム属のラン科植物。同属のリーミアヌムに似て、黄色い花を付ける。この種の変種とすることもある。
特徴
形態は同属のリーミアヌムにほぼ共通する[1]。ただし全草に紫色を含まない。また全体にやや小型で、葉の幅はやや狭く、花茎はむしろこちらが長くて25-30cmになる。花は全体に黄緑色で径は6.5-7cm。1つの茎に複数の花を1輪ずつ順に開花させる。
分布と生育環境
スマトラ北部に分布。標高500-1500mの地域を生育域としている。
分類
リーミアヌムにとてもよく似ている。核形や核数なども同じで、この種のいわゆるアルバ系統と考えられる。本種をこの種の亜種として扱う考えもある。その際の学名は P. liemianum var. primulinum となる。
利用
洋ランとして栽培される。小型で可愛らしい花との評価がある[2]。
利用
洋ランとして栽培される。
出典
参考文献
- 唐澤耕司監修、『蘭 山渓カラー図鑑』(1996)、山と渓谷社
- 大場良一監修、『失敗しない洋ラン入門』、(2010)、主婦の友社(主婦の友生活シリーズ)
固有名詞の分類
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