バラクラヴァとは? わかりやすく解説

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バラクラバ

別表記:バラクラヴァ
英語:balaclava

防寒具としての目出し帽別称。主に、冬山登山ウインタースポーツなどに際して用いられる。バラクラバとは、ウクライナクリミア半島にある地名のことで、クリミア戦争において、この地でこの型の目出し帽用いられたことから命名された。

バラクラバ【balaclava】

読み方:ばらくらば

ウクライナ地名から》目出し帽のこと。


バラクラヴァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/31 05:12 UTC 版)

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バラクラヴァ

Балаклава
Балыкълава


紋章
セヴァストポリの位置
  4: セヴァストポリ市内のバラクラヴァ
北緯44度30分0秒 東経33度36分0秒 / 北緯44.50000度 東経33.60000度 / 44.50000; 33.60000座標: 北緯44度30分0秒 東経33度36分0秒 / 北緯44.50000度 東経33.60000度 / 44.50000; 33.60000
ロシア (実効支配)
 ウクライナ (国際的承認)
特別市 セヴァストポリ
標高
10m
人口
 • 合計 30,000人
等時帯 UTC+4 (MSK)
市外局番 +380-692
ウェブサイト http://balaklava.crimea.ua/

バラクラヴァ (ウクライナ語ロシア語:Балаклава,クリミア・タタール語:Балыкълава,英語:Balaklava) は、クリミア半島南西岸の町である。黒海に面す。

行政上は、クリミア自治共和国に属さない特別市セヴァストポリ内の4ラヨン)の1つである。

バラクラヴァはウクライナ語ロシア語での発音に基づくカナ表記で、クリミア・タタール語での発音はBalıqlava で、それにより忠実なカナ表記をするとバルクラヴァが近い。

歴史

古代ギリシャによりシンボロン (Συμβολον, Symbolon) として建設され、商業都市となった。

中世にはビザンチン帝国ヤンボリ (Yamboli) となった。

1365年にはジェノヴァ共和国チェンバロ (Cembalo) となり交易都市として繁栄した。

1475年にはオスマン帝国バルクラヴァ (Balıklava) となった。この名はトルコ語で「魚の巣」を意味する[1]

1783年、クリミア全土がロシア帝国領となった。

1854年クリミア戦争中のバラクラヴァの戦いにより世界的に知られるようになった。

ソ連時代には、原子力潜水艦の秘密基地があった(1993年廃港)。

脚注

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