バッシブレストレイントシステム
クルマに乗車の際、乗員が操作しなくても事故時などに人体を拘束して保護する装置。エアバッグのほかパッシブベルトと呼ばれるオートマチックベルトがこれに相当する。エアバッグは最近は一般化して、運転席、助手席の前面をはじめとして、側方を保護するサイドエアバッグも採用するクルマが増えている。オートマチックベルトはドアに連動するかたちで、乗車するとシートベルトが自動的に装着される構造。アメリカでのパッシブレストレイント装着義務づけの法案が、発効後から1980年代にかけて、いろいろな形式のパッシブベルトが使用された。ただし、乗降時の煩わしさやエアバッグの普及などで、近年、通常の手動3点、ベルトとSRSエアバッグの組み合わせが一般化している。
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