バタフライ・エフェクト_(映画)とは? わかりやすく解説

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バタフライ・エフェクト (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/15 14:21 UTC 版)

バタフライ・エフェクト
The Butterfly Effect
監督 エリック・ブレス
J・マッキー・グラバー
脚本 エリック・ブレス
J・マッキー・グラバー
製作 クリス・ベンダー
A・J・ディックス
アンソニー・ルーレン
J・C・スピンク
製作総指揮 ケイル・ボイター
リチャード・ブレナー
トビー・エメリッヒ
ジェイソン・ゴールドバーグ
デヴィッド・クリンツマン
アシュトン・カッチャー
ウィリアム・シヴリー
出演者 アシュトン・カッチャー
エイミー・スマート
音楽 マイケル・サビー
主題歌 オアシス "Stop Crying Your Heart Out"
撮影 マシュー・F・レオネッティ
編集 ピーター・アマンドソン
配給 ニュー・ライン・シネマ
アートポート
公開 2004年1月23日
2005年5月14日
上映時間 114分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $13,000,000[1]
興行収入 $57,940,000[1]
$96,060,858[1]
次作 バタフライ・エフェクト2
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バタフライ・エフェクト』(The Butterfly Effect)は、2004年に公開されたアメリカ映画。日本では2005年5月に公開された。カオス理論の一つ、バタフライ効果をテーマに製作された。斬新で衝撃的なアイディア、練り込まれた脚本が受け、本国アメリカで初登場1位を記録した。

2006年には『バタフライ・エフェクト2』、2009年には『バタフライ・エフェクト3/最後の選択』が公開された。

あらすじ

時折、短時間の記憶を喪失することがあった少年エヴァンは、心理療法士の勧めで治療の一環として日記を書き始める。大学生になり、記憶喪失の症状が丸7年起こらなかったことに喜び、日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力があることに気づく。自分のせいで幼馴染のケイリーの人生を狂わせてしまったことを知ったエヴァンは、ケイリー、トミー、レニーと遊んでいた少年時代の過去に戻り運命を変えることを決意する。

まず、ケイリーの父への性的虐待を止めることに成功するが、ケイリーの父はケイリーの兄であるトミーに虐待する。その結果、トミーは素行が荒れ、エヴァンの犬を殺して、刑務所に行くことになる。そして、エヴァンを殺そうとするが、逆にエヴァンがトミーを殺害して刑務所に行く。トミーを変えるため、過去に戻り、トミーの悪行を止めさせるが今度はダイナマイト事件でパニック障害を起こし、精神病院に入院したレニーがトミーを殺害してしまう。しかもケイリーは顔が傷ついて、ストリッパーになっていた。この状況を止めるため友人らの素行が荒れた原因であるダイナマイト事件を無かったことする。周りは救われていたが、今度はエヴァンが車椅子でないと生活ができず、母のアンドレアはダイナマイト事件をきっかけにヘビースモーカーに、そして肺ガンの患者となっている。

過去に戻り、選択肢を変えることによって変化した現在では、必ずエヴァン本人もしくは彼が救おうとした誰かが不幸になっていた。何度過去をやり直してもケイリーを幸せにできないと知ったエヴァンは、わざとケイリーに悪口を言って嫌われて離婚した母と暮らす人生に変更する。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
エヴァン アシュトン・カッチャー
John Patrick Amedori(13歳)、
ローガン・ラーマン(7歳)
渋谷茂
渕崎ゆり子(少年時代)
ケイリー エイミー・スマート
Irene Gorovaia(13歳)、
Sarah Widdows(7歳)
大坂史子
トミー ウィリアム・リー・スコット英語版
Jesse James(13歳)、
キャメロン・ブライト(7歳)
勝杏里
レニー エルデン・ヘンソン
Kevin G. Schmidt(13歳)、
Jake Kaese(7歳)
鶴岡聡
アンドレア(エヴァンの母親) メローラ・ウォルターズ 玉川紗己子
ジョージ(ケイリー、トミーの父親) エリック・ストルツ 成田剣
カルロス ケヴィン・デュランド 西凜太朗
レッドフィールド医師 ナサニエル・デヴォー 武虎
その他 N/A かぬか光明
秋葉好美
青山桐子
渡辺英雄
古川伴睦
斉藤梨絵
日本語版制作スタッフ
演出 鍛治谷功
字幕翻訳 関美冬
吹替翻訳 五十嵐江
制作 グロービジョン

別エンディングについて

公開版とは異なるエンディングが3通り存在する。レンタルDVDにはラストカットのみ異なる2つのバージョン、セルDVDには全く別のエンディングで終わるディレクターズカット版が封入されている。

スタッフ

  • 監督・脚本:エリック・ブレス/J・マッキー・グラバー
  • 製作:クリス・ベンダー 他
  • 製作総指揮:トビー・エメリッヒ/リチャード・ブレナー/アシュトン・カッチャー 他
  • 撮影:マシュー・F・レオネッティ
  • 音楽 = マイケル・サビー
  • 編集:ピーター・アマンドソン
  • 主題歌:オアシス "Stop Crying Your Heart Out"

新バタフライ・エフェクト

今後に本作のリブートリメイク作品が制作される予定である[2][3]

参考文献

外部リンク


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