ハネウェル AGT1500とは? わかりやすく解説

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ハネウェル AGT1500

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/16 04:43 UTC 版)

AGT1500
要目一覧[1]
種類 ターボシャフトエンジン
製造国 アメリカ合衆国
製造会社 ライカミング・エンジンズ
ハネウェル・エアロスペース
製造数
最初の運転
主な搭載機 M1エイブラムス
形式 ターボシャフトエンジン
サイズ 1.6 m × 1.0 m × 0.7 m
直径
重量 1,000 kg
圧縮機
タービン
出力 1,500hp(1,120kW)
燃料消費 190 gr/hp・hr
空気流量 5.0 kg/s
圧力比 14.5
タービン入口温度 1,190 ℃

ハネウェル AGT1500は、M1エイブラムス戦車シリーズのエンジンである。エンジンは、元はストラッドフォート陸軍エンジン工廠内にあるライカミング・タービンエンジン・ディビジョンで設計、開発された。1995年、ストラッドフォート陸軍エンジン工廠の閉鎖後、生産はアラバマ州アニストンのアニストン陸軍工廠に移転した[2]

エンジンの最大出力は1,500hp(1,120kW)で、最大時の回転力は2,750lb-ft(3,754N-m)である[3]

エンジンは、ジェット燃料ガソリン軽油船舶用軽油を含む多様な燃料に対応可能である。[3]

1970年代初頭、AGT1500からヘリコプター用の軽量エンジンであるPLT27が開発された。このエンジンは、UH-60AH-64SH-60というそれぞれ別々の3機種のヘリコプターの動力として選定に参加したが、ゼネラル・エレクトリック GE12(T700)に敗れた[4]

出典

  1. ^ 川合他「特殊車両用ガスタービン -AGT1500 ガスタービンの開発まで-」,日本ガスタービン学会誌,Vol.4,No.16,1977年, P.48
  2. ^ Stratford Army Engine Plant (SAEP) Retrieved 9 August 2011.
  3. ^ a b AGT1500 page, Honeywell.
  4. ^ Leyes, p. 218

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