ハイパーキューブ型ネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 06:33 UTC 版)
「MIMD」の記事における「ハイパーキューブ型ネットワーク」の解説
超立方体の各頂点にプロセッサとメモリを配置する形態。2n個のプロセッサ(ノード)があるとき、最も遠いプロセッサまでに経由する辺の数は n 本となる。また、2n個のノードがあるとき、直接接続するノード数も n 個となる。例えば、16ノードであれば1つのノードから4本の通信路が出ていて、最も遠いノードまで3個のノードを経由する。具体例としてはnCUBEのマシンなどがある。ハイパーキューブの欠点としては、ノード数が常に 2n 個でなければならない点である(そうでないと転送できない経路が出てくる)。従って、アプリケーションが実際に必要とするノード数より多めにノードを用意しなければならない。
※この「ハイパーキューブ型ネットワーク」の解説は、「MIMD」の解説の一部です。
「ハイパーキューブ型ネットワーク」を含む「MIMD」の記事については、「MIMD」の概要を参照ください。
- ハイパーキューブ型ネットワークのページへのリンク