ノーマン・ブレイクとは? わかりやすく解説

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ノーマン・ブレイク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 14:29 UTC 版)

ノーマン・ブレイク
生誕 (1938-03-10) 1938年3月10日(85歳)
出身地 アメリカ合衆国テネシー州チャタヌガ
ジャンル ブルーグラスカントリーフォーク
職業 ギタリスト歌手
担当楽器 ギター
活動期間 1954年 -

ノーマン・ブレイク(Norman Blake, 1938年3月10日 - )は、アメリカ合衆国ブルーグラスカントリー音楽フォークギタリスト

来歴

ドク・ワトソンダン・クレアリートニー・ライスクラレンス・ホワイトなどと並ぶ、フラットピッキング・ギターの名手。

フラットマンドリンも演奏する。妻のナンシー・ブレイクと共演する事が多い。活動開始時期は、初のソロアルバム「Norman Blake:Home in Sulphuer Springs」(TRIO RECORDS, Rounder records PA-8105)の日本語版ライナーノート島田耕によるもの)に、1954年の16歳の時のディキシーランド・ドリフターズへの参加をスタートとする記述があり、その情報に合わせた。それ以降、ソロ・プレイヤー、ソングライターの面も持つが、スタジオ・ミュージシャンとしても多数のセッションをしている。

初のソロ・アルバム「Norman Blake:Home in Sulphuer Springs」には、祖母から教わった「スパニッシュ・ファンダンゴ」(オープンGチューニングで演奏)も収録されている。

カーター・ファミリーから抜けたジューン・カーターの伴奏を1960年から行っている。(いずれもライナーノートにて確認)

伴奏を担当していたのは短期間だったが、後に恩人となるジョニー・キャッシュと知り合った、最初の時期でもある。(ライナーノートにて確認)

ブレイクが兵役を終え、キャッシュの元でドブロギターを弾き、気に入られた事もあって、キャッシュに推薦されて、ボブ・ディランのアルバム「ナッシュビル・スカイライン」に参加。このアルバムに収録されている「ナッシュビル・スカイライン・ラグ」の演奏で有名になった。(COLUMBIA CK 9825 BOB DYLAN-NASHVILLE SKYLINE)

この「ナッシュビル・スカイライン」への参加をブレイクのミュージシャンとしての本格的なスタートとみる場合もある。(ライナーノートより)

有名なセッションへの参加にはニッティ・グリッティ・ダート・バンドとの「Will The Circle Be Unbroken」(邦題は「永遠の絆」)」(1972年10月発売)があり、他にロイ・エイカフ、マール・トラヴィス、ドク・ワトソン、"マザー"・メイベル・カーターカーター・ファミリー)、ジミー・マーティン、ヴァッサー・クレメンツアール・スクラッグスなども参加している。(UNITED Artists Records Inc CXF-2071~3)

ドク・ワトソンの存命中には、テルライド・フェスティバルで、ワトソン、ダン・クレアリー、ブレイクの3人のギターに、サム・ブッシュフィドルを加えたブラック・マウンテン・ラグの演奏が行われた。アルバム「テルライヴ/1979年テルライド・フェスティバル・ライブ」に収録されている。(TRIO RECORDS AW-2089)、原題は「tellulive 1979 TELLURIDE BLUEGRASS & COUNTRY Music FESTIVAL」

映画『オー・ブラザー!』(2000年公開のアメリカ映画 、Pioneerよりデラックス版DVD(PIBF-7329)リリース)の音楽にも参加。




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