ドク・ワトソンとは? わかりやすく解説

ドク・ワトソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 02:41 UTC 版)

ドク・ワトソン
Doc Watson at Sugar Grove Music Festival in 2009
基本情報
生誕 (1923-03-03) 1923年3月3日
出身地 アメリカ合衆国
ノースカロライナ州ディープキャップ英語版
死没 (2012-05-29) 2012年5月29日(89歳没)
ジャンル フォークソング
担当楽器 ギターハーモニカ
活動期間 1964年 - 2012年

ドク・ワトソン(Doc Watson、1923年3月3日 - 2012年5月29日)は、アメリカ合衆国ギタリスト盲目のギタリスト、フォークシンガーとして知られた。ブルーグラス・ギター(フラット・ピッキング・ギター)の第一人者。

人物

1923年3月3日アメリカ合衆国ノースカロライナ州ディープキャップ英語版出身。家族が音楽好きの一家であり、物心がついた頃より様々な音楽に親しんでいる。

プロとしての活動は1954年頃から行っていたが、レコード・デビューは1964年と、40歳を過ぎてからの遅咲きであった。

息子のマール・ワトソン(ギター)と共にレコーディング、ツアーを続けていたが、1985年にマールが事故で急逝。しかし、その悲劇を乗り越えて、数多くのセッションやライブ活動を精力的に展開した。

1988年、国立芸術基金(NEA)の人間国宝に相当するナショナル・ヘリテージ・フェローシップを受賞[1]

2012年5月29日、ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムウェイクフォレストバプティストメディカルセンター英語版にて逝去[2]。89歳没。

演奏スタイル

クロス・ピッキングを駆使したフィドル・チューンの曲芸的な速弾きは、ベース・ラインが非常に凝っており、クラレンス・ホワイトトニー・ライスノーマン・ブレイクダン・クレアリーらを始め、多くの後進のブルーグラス・ギタリストたちに影響を与えた。

脚註

  1. ^ Arthel "Doc" Watson Appalachian Guitar Player/Singer”. National Endowment for the Arts. 2025年6月10日閲覧。
  2. ^ Guitar legend dies ウィンストン・セーラムジャーナル 2012年5月30日閲覧




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