ニセアカシアとアカシア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 03:54 UTC 版)
「ニセアカシア」の記事における「ニセアカシアとアカシア」の解説
明治期に日本に輸入された当初は、このニセアカシアをアカシアと呼んでいた。後に本来のアカシア(ネムノキ亜科アカシア属)の仲間が日本に輸入されるようになり、区別するためにニセアカシアと呼ぶようになった。しかし、アカシアは乾燥地性で日本の環境にはあまり適さずマイナーな存在に留まっていることもあり、今でも混同されることが多い。本来のアカシアの花は放射相称の形状で黄色く、ニセアカシアの白い蝶形花とは全く異なる。 歌謡曲や小説などの中には、「アカシア」の名前が使われていて誤って通用しているが、本来はニセアカシア(ハリエンジュ)のことを指している。下記はすべてニセアカシアとされる。 札幌のアカシア並木 札幌松坂屋開店時のキャッチコピー「アカシアの花白くいま開く松坂屋」 アカシア蜂蜜として売られているもの 西田佐知子のヒット曲「アカシアの雨がやむとき」に歌われる「アカシア」 石原裕次郎のヒット曲「赤いハンカチ」「恋の町札幌」に歌われる「アカシアの花」 北原白秋の「この道」に歌われる「あかしやの花」 清岡卓行の小説「アカシヤの大連」で知られる中国の大連市を代表する樹木 松任谷由実の「大連慕情」に歌われる「アカシヤのかおり」、「acacia[アカシア](2001年)」 レミオロメンの「アカシア」 アイカツスターズ!の「森のひかりのピルエット」に歌われる「アカシア」
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