ニオイバンマツリとは? わかりやすく解説

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匂蕃茉莉

読み方:ニオイバンマツリ(nioibanmatsuri)

ブルンフェルシア・アウストラーリスの和名


ニオイバンマツリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 02:01 UTC 版)

ニオイバンマツリ
Brunfelsia latifolia
分類APG III
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ナス目 Solanales
: ナス科 Solanaceae
: ブルンフェルシア属 Brunfelsia
: ニオイバンマツリ B. latifolia
学名
Brunfelsia latifolia Benth.[1]
シノニム

Brunfelsia australis

和名
匂蕃茉莉
英名
Yesterday-Today-and-Tomorrow

ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名Brunfelsia latifolia)は、ナス科ブルンフェルシア属の常緑広葉樹低木。熱帯アメリカ原産[2]日本には明治時代末期に渡来し観賞用に栽培され、「ブルンフェルシア」という名でも流通している[2]。初夏から夏にかけて(7 - 8月)花が咲く[2]。花は直径4センチメートルの漏斗状の花弁で5弁に開く[2]。花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、2日ほどで最後は白色になり、1本の木で2色咲いているように見える[2]。強い芳香がある[2]

互生し、長さ5-10センチメートルの広楕円形で、革質で光沢があり、葉裏には毛がある[2]

和名の匂蕃茉莉は、匂(香り)があり、蕃(外国)からの、茉莉(ジャスミン類)の意味で「香りのある外国からのジャスミン」を意味する。 ただし、ジャスミンモクセイ科ソケイ属であり別属。

パーツ全体に神経毒性があり、特に未熟な果実や種などに中毒成分が多く含まれている。 犬や猫が間違って食べてしまうと、眼振・散瞳・嘔吐・ふらつき等の症状を起こし、死に至る事もある。

脚注

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Brunfelsia latifolia Benth.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 94.

参考文献

外部リンク



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