ドビン_(駆逐艦母艦)とは? わかりやすく解説

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ドビン (駆逐艦母艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 17:18 UTC 版)

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艦歴
起工
進水 1921年5月5日
就役 1924年7月23日
退役 1946年9月27日
除籍 1946年12月24日
性能諸元
排水量 12,450英トン(満載)
全長 147.47 m
全幅 19 m
吃水 7.34 m
機関 蒸気タービン
速力 16 ノット
乗員
兵装 38口径5インチ単装砲 4門

ドビン (USS Dobbin, AD-3) はアメリカ海軍駆逐艦母艦。艦名は1853年から1857年までアメリカ合衆国海軍長官を務めたジェイムズ・コクラン・ドビンにちなむ。

艦歴

フィラデルフィア海軍工廠で建造。1921年5月5日進水。1924年7月23日就役。

1941年7月、「ドビン」艦長であったトーマス・キャロウェイ・ラティモア中佐がアイエアの丘で行方不明になり、遺体も発見されなかった。

1941年12月7日の真珠湾攻撃の際、「ドビン」はフォード島の北東に駆逐艦「フェルプス」、「マクドノー」、「ウォーデン」、「デューイ」、「ハル」とともに停泊していた。戦艦が大損害を受けると日本軍機は他の目標を探し、将旗が掲げられているのを見た機が「ドビン」爆撃を試みたが「ドビン」は破片による被害を受けたのみであった。「ドビン」の小型艇は生存者の救助や負傷者の岸への輸送にあたった。

「ドビン」は1942年5月までハワイ水域にあり、それからシドニーに送られ1942年5月31日の日本軍の特殊潜航艇によるシドニー港攻撃の際も港内にいた。1943年6月25日にブリスベンマッカイタウンズビルクリーブランド湾に送られ、1943年9月30日にミルン湾に着いた。「ドビン」は1945年2月14日までニューギニア周辺にとどまり、それからアメリカに戻って1946年9月27日に退役した。

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