ドビュッシーの墓のためにとは? わかりやすく解説

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ドビュッシーの墓のために

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/05 15:09 UTC 版)

讃歌ドビュッシーの墓のために』(: Homenaje pour "Le Tombeau de Claude Debussy")は、マヌエル・デ・ファリャが作曲したギターのための作品である。『礼讃曲』や『ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌』などと表記されることもある。作品番号ではG.56の番号が与えられている。

概要

ファリャの唯一のギター曲で、1920年に追悼曲集『クロード・ドビュッシーのトンボー』のために作曲されたものである。ファリャは1907年から1914年にかけてパリで生活しており、同地でドビュッシーと親交を結んでいたという。

ファリャは作曲の際、作品の終結部においてドビュッシーのピアノ曲『版画』の第2曲『グラナダの夕暮れ』の旋律を引用している。また同年にピアノ曲として編曲しており(作品番号:G.57)、後年に管弦楽編曲版(作品番号:G.86の第2曲)も残している。

ナルシソ・イエペスをはじめとする、多くのギタリストによって演奏・録音がなされていることから、知られている作品となっている。

参考資料

イェラン・セルシェル:『ギター名曲集』のブックレートの一部(DG)、他

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