ドバデネとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ドバデネの意味・解説 

ドバデネ

(ドバデネ村 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/16 06:49 UTC 版)

ドバデネ

Dobadéné
ドバデネ
ドバデネの位置
北緯8度22分50秒 東経17度30分35秒 / 北緯8.38056度 東経17.50972度 / 8.38056; 17.50972
チャド
マンドゥル州
バール・サラ県
標高
395 m
人口
1963年
 • 合計 2,300人
等時帯 UTC+1 (西アフリカ時間(WAT))
市外局番 +235
ドバデネ村にチューネン圏のモデルを適用: 中央の黒点を集落とすると、1(白)は菜園・保護樹、2(緑)は1、2年の休閑農地、3(黄)は4年以上の休閑農地、4(赤)は10年以上の休閑農地、さらに外側の濃緑は、熱帯サバナを示す。

ドバデネ(Dobadéné)は、チャド共和国マンドゥル州バール・サラ県にある西アフリカサバナ地帯[1]、北緯8度22分50秒東経17度30分35秒に位置する[2]。チャドの首都ンジャメナから306.97km離れている[2]通貨CFAフラン[2]

1963年7月から1964年2月にかけてアルフレッド・アドラー(Alfred Adler)が調査に入った時点での人口はおよそ2,300人であった[3]

村の土地利用

ドバデネ村では、集落を中心とした同心円状の土地利用が見られる[1]。集落の外側には菜園や保護樹が広がり、その外側には耕作と休閑を繰り返す農地が展開する[1]。集落に最も近い農地の休閑の期間は1、2年であるが、集落から遠くなるにつれて、4年以上、10年以上と休閑の期間が長くなり、粗放的になる[1]。更に外側に行くと、農業は行われず、熱帯サバナが広がる[1]

脚注

  1. ^ a b c d e 中村ほか 編(1991):171ページ
  2. ^ a b c World Places"Dobadéné Map and Weather Forecast"<ウェブ魚拓>(英語、2012年12月17日閲覧。)
  3. ^ Adler(1965):342ページ

参考文献

  • 中村和郎・手塚章・石井英也 編『地域と景観』地理学講座第4巻、古今書院、1991年6月15日、204p. ISBN 4-7722-1230-2
  • Adler Alfred(1965)"Rapport sur une mission en pays Mbay (sud du Tchad) — juillet 1963-février 1964".Cahiers d'études africaines(Paris)5(18):pp.341-347.

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ドバデネ」の関連用語

ドバデネのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ドバデネのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのドバデネ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS