ドッジの認識
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:40 UTC 版)
訪日したドッジは記者団への会見で「日本の経済は両足を地につけておらず、竹馬 にのっているようなものだ。 竹馬の片足は米国の援助、他方は国内的な補助金の機構である。 竹馬の足をあまり高くしすぎると転んで首の骨を折る危険がある」 と述べた。ドッジが指摘したこの状況は、「竹馬経済」と呼ばれる様になる。 なお、ドッジは古典的な自由経済主義者であって新自由主義を信奉していたため、「竹馬発言」にも見られるように統制的なインフレ対策を嫌った。しかし、GHQの経済官僚はニューディーラーとして介入的なインフレ対策を支持したため、ドッジは必ずしも歓迎されなかったとされる。
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