ドゥホフシチーナとは? わかりやすく解説

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ドゥホフシチーナ

(ドゥホヴシチーナ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/06 22:19 UTC 版)

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座標: 北緯55度12分 東経32度25分 / 北緯55.200度 東経32.417度 / 55.200; 32.417

ドゥホフシチーナの紋章

ドゥホフシチーナ(ドゥホフシナ、ロシア語: Духовщи́на, Dukhovshchina)は、ロシアスモレンスク州中部西寄りにある都市。スモレンスク高地の西部、ドニエプル川の支流ヴォスティツァ川沿いに立っており、州都スモレンスクからは北東へ57キロメートル。ドゥホフシチーナ地区の行政中心地でもある。人口は2002年全ロシア国勢調査で 4,683人(1989年調査では5,747人)。

歴史

ドゥホフシチーナは13世紀頃から14世紀初頭頃に建てられたとみられるドゥホフ修道院(聖神修道院)の周囲に建った集落がもとであり、15世紀にはスロボダ・ドゥホフスカヤという市場町になっていた。1777年に市の地位を得た。

1812年にはナポレオンのロシア侵攻で炎上している。また第二次世界大戦独ソ戦)では、1941年7月15日ドイツ国防軍に占領されたが、第二次スモレンスクの戦いの最中の1943年9月19日、ドゥホフシチーナ-デミドフ攻略作戦を進める赤軍カリーニン戦線により奪還された。この戦いで市街地は完全に破壊されている。

文化と産業

1995年、町の名にちなんで、新たに聖神聖堂(Церковь Святого Духа)が建てられている。また市内には歴史博物館などもある。

周囲の村にも古い聖堂が多い。ヴァシノの村には1814年に建てられた生神女福音大聖堂が、ヴェリストの村には1828年に建てられた生神女誕生大聖堂が、サグシニエの村には1785年建立の生神女就寝大聖堂が建つ。

ドゥホフシチーナの町には食品工業や製材業の工場がある。また北方にはOGK-4社が運転するスモレンスク発電所(Smolenskaya GRES)がある。

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