トールド・アンド・アントールドとは? わかりやすく解説

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トールド・アンド・アントールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/22 14:26 UTC 版)

トールド・アンド・アントールド
バッド・カンパニースタジオ・アルバム
リリース 1996年10月
録音 テネシー州ナッシュビル ザ・トラッキング・ルーム、ウッドランド・デジタル
テネシー州フランクリン ザ・サウンド・キッチン
イングランド サンベリー アストリア・スタジオ
ジャンル ハードロック
時間 63分30秒(アメリカ盤CD)
レーベル イースト・ウェスト・レコード
プロデュース ジョシュ・レオ
専門評論家によるレビュー
バッド・カンパニー 年表
カンパニー・オブ・ストレンジャーズ
(1995年)
トールド・アンド・アントールド
(1996年)
バッド・カンパニー・アンソロジー
(1999年)
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トールド・アンド・アントールド』(原題:Stories Told & Untold)は、バッド・カンパニー1996年に発表した通算12作目のスタジオ・アルバム。ロバート・ハート加入後としては2作目に当たる。

解説

ポール・ロジャース在籍時に発表された曲のセルフ・カヴァー7曲、ロバート・ハート加入後に作られた新曲6曲、それにカントリー・ミュージシャンのヴィンス・ギルが1992年にシングル・ヒットさせた曲「アイ・スティル・ビリーヴ・イン・ユー」のカヴァーから成る。CDブックレットに記載された手書きのトラック・リストには、セルフ・カヴァーに「Told」、その他の曲に「Untold」と記載されている。レコーディングは主にアメリカのテネシー州で行われたが、ミック・ラルフスのギター・パートのレコーディングはイングランドで行われた[1]

本作の「オー・アトランタ」にはヴィンス・ギルとアリソン・クラウスがゲスト参加しており[2]、クラウスは本作に先駆けて、自身のアルバム『Now That I've Found You: A Collection』(1995年)で同曲をカヴァーしている[3]。更にベッカ・ブラムレット英語版キム・カーンズリッチー・サンボラ等がゲスト参加した[4]

セールス的には大きな成功に結び付かず、アメリカではBillboard 200入りを逃した[5]

収録曲

  1. ワン・オン・ワン - "One on One" (Robert Hart, Dave Colwell) - 4:01
  2. オー・アトランタ - "Oh, Atlanta" (Mick Ralphs) - 3:41
  3. ユア・ネヴァー・アローン - "You're Never Alone" (R. Hart, D. Colwell) - 4:37
  4. アイ・スティル・ビリーヴ・イン・ユー - "I Still Believe in You" (Vince Gill, John Barlow Jarvis) - 4:37
  5. レディ・フォー・ラヴ - "Ready for Love" (M. Ralphs) - 4:36
  6. ウェイティング・オン・ラヴ - "Waiting on Love" (R. Hart, Simon Kirke) - 4:32
  7. キャント・ゲット・イナフ - "Can't Get Enough" (M. Ralphs) - 3:41
  8. イズ・ザット・オール・ゼア・イズ・トゥ・ラヴ - "Is That All There Is to Love" (R. Hart, S. Kirke) - 3:33
  9. ラヴ・ソー・ストロング - "Love So Strong" (R. Hart, D. Colwell, S. Kirke) - 3:49
  10. シルヴァー・ブルー・アンド・ゴールド - "Silver, Blue and Gold" (Paul Rodgers) - 3:38
  11. ダウンポア・イン・カイロ - "Downpour in Cairo" (R. Hart, S. Kirke) - 3:47
  12. シューティング・スター - "Shooting Star" (P. Rodgers) - 5:17
  13. シンプル・マン - "Simple Man" (M. Ralphs) - 4:36
  14. ウィープ・ノー・モア - "Weep No More" (S. Kirke) - 3:57
    • 本編終了後に隠しトラックあり。

日本盤ボーナス・トラック

  1. ステイ - "Stay (One More Night)" (R. Hart, D. Colwell)

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン CD英文ブックレットに記載されたクレジットを元に作成。

  • ヴィンス・ギル - エレクトリック・ギター・ソロ(on #2)
  • アリソン・クラウス - フィドル(on #2)、バックグラウンド・ボーカル(on #2, #5)
  • マット・ローリングス - ピアノ(on #2, #8, #10, #14)
  • バリー・ベケット - エレクトリックピアノ(on #2)
  • ジム・キャパルディ - パーカッション(on #2)
  • ビル・クオモ - シンセサイザー(on #3, #4, #6)
  • ティモシー・B・シュミット - バックグラウンド・ボーカル(on #3, #4, #5, #6)
  • ジェフ・ボヴァ - シンセサイザー(on #4, #8)
  • カール・マーシュ - シンセサイザー(on #4, #8)
  • マックス・カール - バックグラウンド・ボーカル(on #4, #5, #11)、パンプ・オルガン(on #14)、ハモンドオルガン(on #14)
  • ゲイル・メイズ - クワイア指揮(on #4)
  • Yvonne Hodges, Cedric Sesley, Armirris Palmore, Juanita L. Edwards, Gavin Sesley, Anastasia Walker, Ann McCrary, Reginald Reid, Duawne Starling, John Primm, Demetna Slayden, Angela Primm, Teresa Verge, Shonte Johnson - クワイア(on #4)
  • ジョン・ホブス - ハモンドオルガン・ソロ(on #6)、ピアノ・ソロ(on #11)
  • ベッカ・ブラムレット - バックグラウンド・ボーカル(on #7)
  • ファッツ・カプリン - アコーディオン(on #10, #11)
  • キム・カーンズ - バックグラウンド・ボーカル(on #10, #12)
  • ジョシュ・レオ - ギター・ソロ(on #12)
  • リッチー・サンボラ - 12弦アコースティック・ギター(on #12)
  • ディーン・ハワード - ギター(on #14)
  • クリス・ダン、ダグ・モフェット、デニス・ソウルズ、ヴィンセント・チェセールスキー、ウィリアム・ファニング - ホーン・セクション(on #14)

脚注

  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ Moseley, Willie G. (2002年4月). “Vince Gill”. Vintage Guitar. 2015年4月22日閲覧。
  3. ^ Alison Krauss - Now That I've Found You: A Collection (CD) at Discogs
  4. ^ Stories Told & Untold - Bad Company | Credits | AllMusic
  5. ^ Bad Company | Awards | AllMusic



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