トーパー
トーパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 23:12 UTC 版)
トーパー (鈍麻状態、Torpor)は、休息時に体温が短期的に(数時間の場合もある)外気温に近いところまで低下したり、正常な体温より10℃以上も低下したような、低体温になった時に陥る状態である。この状態が日周期的に起こる(デイリートーパー)ような動物種もある。小動物にとっては、恒温性の維持に必要とされるエネルギーが負担となりうるため、体温を下げることで消耗を抑えると考えられている。ハチドリをはじめとする小型の鳥類や、コウモリをはじめとする小哺乳類によく見られる行動である。
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