トニー・カンパーナとは? わかりやすく解説

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トニー・カンパーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 05:44 UTC 版)

トニー・カンパーナ
Tony Campana
モンテレイ・サルタンズ #74
シカゴ・カブス時代
(2011年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州ケタリング
生年月日 (1986-05-30) 1986年5月30日(39歳)
身長
体重
5' 8" =約172.7 cm
165 lb =約74.8 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2008年 MLBドラフト13巡目
初出場 2011年5月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アンソニー・エドワード・カンパーナAnthony Edward Campana, 1986年5月30日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州ケタリング出身のプロ野球選手外野手)。左投左打。メキシカンリーグモンテレイ・サルタンズ所属。

経歴

プロ入り前

シンシナティ大学ではジョシュ・ハリソンがチームメイトにいた。ハリソンとはプロ入りも同期である。

プロ入りとカブス時代

2008年MLBドラフト13巡目(全体401位)でシカゴ・カブスから指名を受け、プロ入り。

2011年5月17日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー。5月30日のヒューストン・アストロズ戦では1試合4盗塁、8月5日のレッズ戦ではメジャー初本塁打をランニング本塁打で飾る[1]などセールスポイントの快足を随所で見せる場面が目立ち、最終的に95試合に出場して24盗塁を記録した。

2012年も控えながら89試合に出場して30盗塁を記録した。

ダイヤモンドバックス時代

2013年2月18日にヘスス・カスティーヨ、エリック・リールとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。

エンゼルス時代

2014年7月5日にジョーイ・クレービエル英語版、ザック・ボーンステインとのトレードでジョー・サッチャーと共にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍した[2]。9月2日に、セプテンバー・コールアップで、メジャーに再昇格した[3]。オフに、FAとなった。

ホワイトソックス傘下時代

2014年11月29日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、2015年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[4]が、2015年3月4日に自由契約となった[5]

ナショナルズ傘下時代

2015年8月10日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[5]

2016年2月15日、ナショナルズとマイナー契約で再契約し、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[5]

独立リーグ時代

2017年4月20日に独立リーグ・アメリカン・アソシエーションスーシティ・エクスプローラーズと契約。

メキシカンリーグ時代

2018年2月27日にメキシカンリーグのアグアスカリエンテス・レイルロードメンと契約した[5]

2019年もレイルロードメンと契約。6月25日にトレードでモンテレイ・サルタンズに移籍。

選手としての特徴

常時出場なら盗塁王争いにも参戦できるほどの快足が武器。少年時代にホジキンリンパ腫の治療を行っており、2011年には難病や逆境を克服した選手に贈られるトニー・コニグリアロ賞を受賞した。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2011 CHC 95 155 143 24 37 3 0 1 43 6 24 2 3 0 8 1 1 30 1 .259 .303 .301 .603
2012 89 192 174 26 46 6 0 0 52 5 30 3 7 0 11 0 0 43 0 .264 .308 .299 .607
2013 ARI 29 54 46 10 12 0 1 0 14 0 0 0 8 2 8 0 0 14 0 .261 .370 .304 .675
2014 26 61 60 4 9 1 1 0 12 3 4 1 0 0 0 0 1 10 0 .150 .164 .200 .364
LAA 18 15 15 6 5 0 0 0 5 2 0 1 0 0 0 0 0 6 0 .333 .333 .333 .667
'14計 44 76 75 10 14 1 1 0 17 5 4 2 0 0 0 0 1 16 0 .187 .197 .227 .424
MLB:4年 257 477 438 70 109 10 2 1 126 16 66 9 10 0 27 1 2 103 1 .249 .296 .288 .583
  • 2019年度シーズン終了時

表彰

背番号

  • 41(2011年)
  • 1(2012年)
  • 19(2013年 - 2014年途中)
  • 22(2014年途中 - 同年終了)

脚注

  1. ^ リグレー・フィールドでカブスの選手がメジャー初本塁打をランニング本塁打で記録するのは球団史上初だった。なお2014年現在、カンパーナのメジャーでの本塁打はこの1本のみであり、フェンスオーバーでの本塁打はまだ無い。
  2. ^ “Angels Acquire LHP Joe Thatcher and OF Tony Campana from Diamondbacks” (Press release) (英語). MLB.com (Los Angles Angels). 5 July 2014. 2016年2月16日閲覧.
  3. ^ Eleven Bees Receive September Call-Ups”. Salt Lake Bees Official Site. Minor League Baseball (2014年9月2日). 2016年2月16日閲覧。
  4. ^ Adam Berry (2014年9月2日). “Speedy Campana invited to White Sox camp”. MLB.com. 2016年2月16日閲覧。
  5. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2018年6月20日閲覧

関連項目

外部リンク



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