デニス・ヴァイオレットとは? わかりやすく解説

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デニス・ヴァイオレット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 04:52 UTC 版)

デニス・ヴァイオレット
名前
本名 Dennis Sydney Viollet
ラテン文字 Dennis Viollet
基本情報
国籍 イングランド
生年月日 (1933-09-20) 1933年9月20日
出身地 マンチェスター
没年月日 (1999-03-06) 1999年3月6日(65歳没)
選手情報
ポジション FW
ユース
1949-1953 マンチェスター・U
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1953-1962 マンチェスター・U 259 (159)
1962-1967 ストーク 182 (59)
1967-1968 ボルティモア 34 (7)
1969 ウィットン 8 (2)
1969-1970 リンフィールド 11 (5)
代表歴2
1960-1961 イングランド 2 (1)
監督歴
1971 クルー・アレクサンドラ
1974-1977 ワシントン・ディプロマッツ
1978-1980 ニューイングランド・ティー・メン(コーチ)
1980-1982 ジャクソンヴィル・ティー・メン(コーチ)
1983-1984 ジャクソンヴィル・ティー・メン
1990-1995 ジャクソンヴィル大学
1995-1996 リッチモンド・キッカーズ
1997-1999 ジャクソンヴィル・サイクロンズ
1. 国内リーグ戦に限る。2016年2月10日現在。
2. 2016年6月1日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

デニス・シドニー・ヴァイオレットDennis Sydney Viollet1933年9月20日 - 1999年3月6日 )は、イングランドマンチェスター出身の元プロサッカー選手、元サッカー指導者。元イングランド代表。現役時代のポジションは、フォワード

経歴

1949年にマンチェスター・ユナイテッドFCに入団。翌年、プロ契約を交わした。デビュー戦は1953年4月のニューカッスル・ユナイテッドFC戦だった。スピードのあるヴァイオレットは高さと強さを兼ね備えたトミー・テイラーと抜群のコンビネーションを発揮し、1956年・1957年のリーグ優勝に貢献した。

1956-57シーズンのUEFAチャンピオンズカップでは9月のRSCアンデルレヒト戦で4ゴールを奪う[1]などゴールを量産、同大会得点王を獲得した。

1958年のミュンヘンの悲劇では頭部と顔面を負傷したが生き延び、1959-60シーズンのリーグ戦で当時のクラブ記録となる32ゴールを挙げた[2]。またイングランド代表にも招集されハンガリーとルクセンブルクとの試合に出場、ルクセンブルク戦ではゴールも挙げた。

1962年1月、2万5000ポンドでストーク・シティに移籍[3]。その後はアメリカ、イングランド、北アイルランドのクラブを渡り歩き、1970年に引退した。

引退後は主にアメリカで指導者として活動し、1999年に脳腫瘍のため死去した[4]

タイトル

マンチェスター・ユナイテッド
  • フットボールリーグ・ディビジョン1: 1955–56, 1956–57
ストーク
  • フットボールリーグ・ディビジョン2: 1962–63
リンフィールド
個人
  • UEFAチャンピオンズカップ得点王: 1956–57
  • フットボールリーグ・ディビジョン1得点王: 1959–60

脚注

  1. ^ Duncan Edwards A prodigious talent cut down in his prime”. Daily Mirror. 2012年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月28日閲覧。
  2. ^ The tragedy of Munich Airport”. thebusbybabes.com. 2013年1月28日閲覧。
  3. ^ Dennis Viollet”. Manchester United F.C. 2013年1月28日閲覧。
  4. ^ [1]

外部リンク




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