デサとゴトン・ロヨン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/04 07:33 UTC 版)
「ゴトン・ロヨン」の記事における「デサとゴトン・ロヨン」の解説
デサと呼ばれるジャワの農耕社会には、村の決めごとは全員で話しあい(ムシャワラ)、全員の合意を打ちたてる(ムファカット)という伝統があり、この合意に従って共同作業を行なったり、村長を選出したり、儀式を行なうという慣習法(アダット)があった。ゴトン・ロヨンには、この伝統的なムラの慣習法原理を動態的に捉えたときに、相互扶助(ゴトン・ロヨン)の原理として概念化される。協同でことにあたることによって、参加者間の社会的な紐帯を強化するという効果もある。
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