テトラデカナールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 化学物質辞書 > テトラデカナールの意味・解説 

テトラデカナール

分子式C14H28O
その他の名称ミリストアルデヒド、ミリスチルアルデヒド、Tetradecanal、Myristaldehyde、Myristinaldehyde、Myristyl aldehyde、ミリスチックアルデヒド、Myristic aldehyde、Tetradecane-1-al
体系名:ミリスチンアルデヒド、テトラデカナール、テトラデカン-1-アール


テトラデカナール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/10 18:01 UTC 版)

テトラデカナール
Tetradecanal[1]
識別情報
CAS登録番号 124-25-4
特性
化学式 C14H28O
モル質量 212.37 g mol−1
外観 白色ないしごく薄い黄色の粉末または結晶
匂い 脂肪臭
融点

23 °C, 296 K, 73 °F

沸点

166℃(3.2kPa)

危険性
半数致死量 LD50 >5g/kg
関連する物質
関連する脂肪族アルデヒド トリデカナール
ペンタデカナール
関連物質 テトラデカン
テトラデカノール
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

テトラデカナール: Tetradecanal)は、脂肪族アルデヒドの一種である。融点は常温に近い23℃で、それ以下では白色ないし薄い黄色の粉末または結晶[1]、融点以上では脂肪臭、シトラス香を持つ無色の液体である[2]。天然にはトリデカナール同様、コリアンダー精油キュウリに微量に含まれる[2]

用途

アルデヒドやシプレー調の調合香料、およびシトラスやフルーツ系の食品香料として使用される[2]

製法

ミリスチン酸メチルを-クロム触媒で接触還元してテトラデカノールを得たのち、これを脱水素化または接触酸化することにより製造される[2]

脚注

  1. ^ a b 製品情報東京化成工業
  2. ^ a b c d 湖上国雄『香料の物質工学 -製造・分析技術とその利用』地人書館、1995年、206頁。ISBN 4-8052-0491-5 


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「テトラデカナール」の関連用語

テトラデカナールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



テトラデカナールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのテトラデカナール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS