チュブ川とは? わかりやすく解説

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チュブ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 15:00 UTC 版)

チュブ川
チュブ川の谷
延長 810 km
平均流量 4-30 m3/s
流域面積 53,801 km2
水源の標高 2000 m
河口・合流先 大西洋
流域 アルゼンチン リオ・ネグロ州, チュブ州

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チュブ川 (チュブがわ、チュブト川スペイン語: Río Chubutウェールズ語: Afon Camwy英語: Chubut River)は、アルゼンチン南部のパタゴニアを流れる

アンデス山脈の山麓に端を発して西から東に流れ、チュブ州の州都ラウソン付近で大西洋に注ぐ。全長は約810kmである。水深は浅く、水量は乾季雨季で4 m3/秒-30 m3/秒と大きく変動する。しばしば起こる洪水が、流域に肥沃で農業にとって重要な土地を形成した。川は鱒釣りの行き先として人気がある。

歴史

19世紀、ウェールズ人入植者が現在のチュブ州域に到着し、チュブ川の谷に「Y Wladfa」(「ウェールズ人の入植地」の意味)という入植地を築いた。チュブ州の町の名称の多くはウェールズ語に由来し、多くの町にはウェールズ語やウェールズ風のティーハウスが見られる。ドラボンやトレレウがその典型である[1]。川の名称はテウエルチェ語英語版で「透明な」を意味するチュパ(chupat)という単語に由来しており、流域のチュブ州の名称はチュブ川に由来している。チュブ州に多く住むウェールズ人入植者は、チュブ川をAfon Camwy(「ねじれ川」の意味)と呼んだ。

流路

パタゴニア北部の主要河川を示した図。最下部にあるのがチュブ川である。ラウソンを過ぎて大西洋に注いでいる。

チュブ川の本流はリオ・ネグロ州・カレラスに起源があり、その流域はリオ・ネグロ州・サン・カルロス・デ・バリローチェチュブ州エスケルの間の西部アンデス山麓の広大な領域をカバーしている。北西から南東方向に流れてきたチュブ川はパソ・デ・インディオス英語版付近で西から東方向に流れを変え、ラス・プルマスを通過する。もっとも大きな支流はチコ川。多くの支流が集まり、ピエドラ・パラーダの小規模な町を通って東に流れ、パソ・デル・サポを通過すると南東に向きを変える。高速道路25号線に出会い、再び東に向きを変える。下流で流域最大の都市トレレウやチュブ州都ラウソンを通り、エンガーニョ湾で大西洋に注いでいる。

水力発電

トレレウの西約120kmの地点には、古生物学者のフロレンティーノ・アメギノに因んで名付けられた堤頂長255m(837ft)のコンクリートダムが川を堰き止めている。このダムはアントニオ・ドミンゴ・プロンサートが1943年に設計を行ない、1963年4月19日に稼働が開始された。人造湖の表面積は70km2であり、堤高56m(184ft)で150m3/秒の水流が3つのタービンを回す。ピコ・トルンカード、カレータ・オリビア英語版コモドーロ・リバダビアやチュブ谷の下流域に電気を供給している。

ギャラリー

脚注


座標: 南緯43度41分58.99秒 西経66度29分00.00秒 / 南緯43.6997194度 西経66.4833333度 / -43.6997194; -66.4833333




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