千倉岳
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 14:12 UTC 版)
座標: 北緯50度19分24秒 東経155度27分39秒 / 北緯50.32333度 東経155.46083度[1]

千倉岳(ちくらだけ、ロシア名:チクラチキ山[2] / влк.Чикурачки、英語: Chikurachki)は、千島列島の幌筵島にある活火山。ロシア名の「チクラチキ山」は日本名の「千倉岳」に由来するもので、ソ連占領後も「チクラチキ山」と呼ばれている。
標高
千倉岳の標高は1,816m[3]。千島列島全体では、阿頼度島の親子場山(同:アライト山 влк.Алаид 2,339m)と国後島の爺爺岳(同:チャチャ山влк.Тятя 1,822m)に次いで3番目の高さである。
火山活動
千倉岳は、1690年の10年前後、1853年、1859年、1933年に噴火して以降、1957年 - 2008年の間に数年間隔で噴火している。最近では1973年の噴火が知られる[3]。
自然
千倉岳の山麓にはミヤマハンノキが密生しているが、中腹ではキバナシャクナゲが群生している。
脚注
- ^ "Russia: Kamchatka and the Russian Pacific Islands Ultra-Prominence Page" Peaklist.org. Retrieved 2011-11-27.
- ^ 日本大百科全書(ニッポニカ),世界大百科事典内言及. “幌筵島(ほろむしろとう)とは”. コトバンク. 2021年4月22日閲覧。
- ^ a b 小項目事典, ブリタニカ国際大百科事典. “チクラチキ山(チクラチキさん)とは”. コトバンク. 2021年4月22日閲覧。
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