ダークタウンとは? わかりやすく解説

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ダークタウン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/15 17:48 UTC 版)

『ダークタウン』
スティーヴ・ハケットスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル カミノ・レコード
インサイド・アウト・ミュージック(リイシュー)
プロデュース スティーヴ・ハケット
専門評論家によるレビュー
スティーヴ・ハケット アルバム 年表
TOKYOテープス〜ジェネシス・リヴィジテッド・ライヴ1996
(1998年)
ダークタウン
(1999年)
スケッチズ・オブ・サティ (エリック・サティの風景)(with ジョン・ハケット
(2000年)
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ダークタウン』(Darktown)は、イギリスギタリストスティーヴ・ハケット1999年に発表したスタジオ・アルバム

解説

サウンド面ではサンプリングが多用され、ハケットは1999年のインタビューで「アルバムの中には本物のストリングス・サウンドもあるけど、私達はピーター・シードラクチェクの弦楽器のサンプルCD、メロトロンのサンプル、チェロ独奏のサンプルも多用した」と語っている[1]。タイトル曲ではイアン・マクドナルドのサックスがフィーチャーされ、「イン・メモリアム」ではジョン・ウェットンのベース・サウンドのサンプリングが使用された[2]。発売元のカミノ・レコードは、本作の音楽性を「1枚のアルバムによる悪夢のテーマパーク」と表現した[1]

Steve McMullenはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「音質面では彼のキャリアの中でも最高」「"The Golden Age of Steam"の複雑に織り成されたサウンドは、第二次世界大戦下の少年スパイを題材とした魅力的な歌詞と、完璧に適合している。"Rise Again"は、希望に満ちた歌詞と、正に天翔けるようなギターが結び付いている。しかし、大部分の曲はさほど魅力的でなく、繰り返し聴いても印象に残らない」と評している[3]

収録曲

特記なき楽曲はスティーヴ・ハケット作。

  1. オメガ・メタリクス "Omega Metallicus" - 3:48
  2. ダークタウン "Darktown" - 4:59
  3. マン・オーヴァーボード "Man Overboard" - 4:17
  4. ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・スティーム "The Golden Age of Steam" - 4:09
  5. デイズ・オブ・ロング・アゴー "Days of Long Ago" (Steve Hackett, Jim Diamond) - 3:23
  6. ドリーミング・ウィズ・オープン・アイズ "Dreaming with Open Eyes" - 6:54
  7. トワイス・アラウンド・ザ・サン "Twice Around the Sun" - 7:15
  8. ライズ・アゲイン "Rise Again" - 4:26
  9. ジェーン・オースティンズ・ドアー "Jane Austen's Door" - 6:13
  10. ダークタウン・ライオット "Darktown Riot" - 3:10
  11. イン・メモリアム "In Memoriam" - 7:59

日本盤ボーナス・トラック

  1. ザ・ウェル・アット・ザ・ワールズ・エンド "The Well at the World's End" - 3:48
  2. カミン・ホーム・トゥ・ザ・ブルース "Comin' Home to the Blues" - 6:13

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b Ward, Paul (1999年8月). “Steve Hackett”. Sound On Sound. SOS Publications Group. 2022年1月16日閲覧。
  2. ^ Steve HACKETT Discography”. DMME.net. 2022年1月16日閲覧。
  3. ^ McMullen, Steve. “Darktown - Steve Hackett”. AllMusic. 2022年1月16日閲覧。

外部リンク




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