ダビデとの出会いから死まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 18:03 UTC 版)
「サムエル」の記事における「ダビデとの出会いから死まで」の解説
主はサムエルに新しく王になる子を探したので、行ってその子の頭に油を注ぐように命ずる。サムエルはサウルがそれを聞けば私を殺すでしょうと懸念するが、命じられるままに祭儀を行うという名目でベツレヘムに行き、姿が美しいダビデに出会うと、彼の頭に油を注いだ。ダビデはサウルからも寵愛を受けるようになり、サウルの息子ヨナタンからも愛されるが、ダビデの名声が次々と高まるにつれ、サウルは恐れはじめるようになり、彼を殺そうと謀るようになる。ダビデはサムエルがいるラマに行き隠れた。やがて年老いたサムエルは亡くなり、ラマに葬られ、イスラエル中の人々がその死を悼む。「そこで人をやって彼をつれてきた。彼は血色のよい、目のきれいな、姿の美しい人であった。主は言われた、『立ってこれに油をそそげ。これがその人である』サムエルは油の角をとって、その兄弟たちの中で、彼に油をそそいだ。この日からのち、主の霊は、はげしくダビデの上に臨んだ。そしてサムエルは立ってラマへ行った。」(サムエル記上:16: 12 - 13)「ダビデは逃げ去り、ラマにいるサムエルのもとへ行って、サウルが自分にしたすべてのことを彼に告げた。そしてダビデとサムエルは行ってナヨテに住んだ。」(サムエル記上:19: 18)「さてサムエルが死んだので、イスラエルの人々はみな集まって、彼のためにひじょうに悲しみ、ラマにあるその家に彼を葬った。そしてダビデは立ってパランの荒野に下って行った。」(サムエル記上:25: 1)
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