ダイバータ材料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/27 15:36 UTC 版)
アーマ材料 ダイバータの表面部はプラズマに対向するため、スパッタリングの小さな材料すなわち原子番号の大きな(高Z)タングステンや、スパッタリングしても炉心プラズマの閉じ込めに悪影響を及ぼさない原子番号の小さな(低Z)炭素などが用いられる。ITERではタングステン・モノブロック・ダイバータが実験当初より使用されることとなっている。 ヒートシンク材料 ダイバータに流入する数10MW/m^2にも達する高熱流束を除去するために、ITERでは高熱伝導率を有する銅合金がヒートシンク材料として用いられるが、ITER以降の原型炉では中性子照射量が大きくなるため、低放射化フェライト鋼の使用が検討されている。
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