タロット研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 18:30 UTC 版)
マイケル・ダメットはまたタロットの歴史についての第一人者でもある。著作も数多いが、中でも1980年刊行の『タロット・ゲーム--フェッラーラからソルトレイクシティまで』はタロット研究史を語る上で欠かすことのできない足跡を残した。ダメットはトリックテイキングゲームにタロット・カードが用いられていたことを主張しており、後年タロットという言葉から通常連想されるようなオカルト的用法に対しては軽蔑を隠さない。彼によれば、中世にはタロットはカード・ゲームのために用いられていたのであり、占いのために用いられるようになったのは18世紀のことにすぎない。
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