タマモクマオウとは? わかりやすく解説

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タマモクマオウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 13:01 UTC 版)

タマモクマオウ
タマモクマオウ
(2024年8月 沖縄県本部町 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園 植栽)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : 真正バラ類I eurosids I
: ブナ目 Fagales
: モクマオウ科 Casuarinaceae
: Allocasuarina
: タマモクマオウ A. nana
学名
Allocasuarina nana (Sieber ex Spreng.) L.A.S.Johnson
シノニム

Casuarina nana Sieber ex Spreng.

英名
dwarf she-oak, stunted sheoak
国道58号線の中央分離帯に植栽されたタマモクマオウ(2024年8月 沖縄県名護市内)

タマモクマオウ(学名:Allocasuarina nana)はモクマオウ科の常緑低木。

古くはモクマオウ科はモクマオウ属1属のみとされてきたが、現在は4属に分割されている[1]。本種は1982年にAllocasuarina属へ移された[2]

特徴

モクマオウ科は高木になる種が多いが、本種は種小名nana(矮性)の通り、高さ0.2–2 mほどの玉状の低木となる[3][4]雌雄異株。枝長約8 cm、枝の周囲に4–6個の鱗片葉を有する。

分布と利用

南東オーストラリア原産で[要出典]、沖縄県内各地で公園や道路等の植栽に活用されている。

脚注

  1. ^ (大橋 2021, p. 566)
  2. ^ (Johnson 1982, p. 77)
  3. ^ (大川 & 林 2016, p. 182)
  4. ^ (林 & 名嘉 2022, p. 212)

参考文献

  • Johnson, L.A.S. (1982), “Notes on Casuarinaceae II”, Journal of the Adelaide Botanic Gardens 6 (1): 73–87, https://www.biodiversitylibrary.org/page/61978679#page/89/mode/1up 
  • 大川智史; 林将之『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。ISBN 9784829984024  ※ トクサバモクマオウの項に記述あり
  • 林将之; 名嘉初美『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350  ※ モクマオウの項に記述・画像あり
  • 大橋広好 著「モクマオウ科」、大橋広好・門田裕一・木原浩・邑田仁・米倉浩司 編『フィールド版改訂新版 日本の野生植物』 1巻、平凡社、2021年、566頁。ISBN 9784582535389 

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