タバスコの発明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/27 08:55 UTC 版)
「エドモンド・マキルヘニー」の記事における「タバスコの発明」の解説
終戦後に戻った荒れたプランテーションに偶然まだ唐辛子が生えており、彼は好物の生牡蠣にかけるソースが欲しかったので唐辛子を塩と混ぜた。しかし辛すぎて食用に適さないため蒸留酢に漬けて熟成させた。これがタバスコソースの原型である。彼はペティート・アンセ・ソースと呼んだが、商品化する時に周囲に反対され、タバスコと名づけた。1868年に販売をはじめると、卸売業者に350本が売れた。1本1ドルと当時としては高値だったがメキシコ湾沿岸部を中心に好評を博し1870年に製造特許を獲得する。 しかし、タバスコの発明は彼自身重要な事柄として受け取らず、自伝にも死亡記事にもタバスコは言及されなかった。しかし、第1合衆国義勇騎兵隊に所属していた息子のジョンと探検家のエドワードの活躍により、タバスコがマキルヘニー社の主力商品となり、会社はさらに拡大した。日本には第二次世界大戦後にアメリカ軍により伝えられた。
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