タケノコメバル Sebastes oblongus Günther,1877
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:47 UTC 版)
「メバル属」の記事における「タケノコメバル Sebastes oblongus Günther,1877」の解説
全長40cmほどで、メバルより大型になる。体表は黄褐色の地に濃い褐色の斑点が散らばっており、これがタケノコの皮の模様に似ることからこの和名がある。地方名ベッコウゾイ(東北地方)、ボイジョ(石巻市近隣)。また、メバルほど目は大きくない。分布域・生息域ともメバルとほぼ同じだが、生息密度には地域によってむらがある。産卵期は秋から初冬にかけてで、繁茂したホンダワラ類に稚魚を産む。食用にするとメバルよりも身が固く歯ごたえがある。生命力が非常に強く釣りあげられても冷蔵庫等で保存すれば一晩位生きている。
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