ソヴェリン級 (スタートレック)とは? わかりやすく解説

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ソヴェリン級 (スタートレック)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/06 15:08 UTC 版)

ソヴェリン級
Sovereign class
登場(最初) スタートレック ファーストコンタクト
所属 惑星連邦宇宙艦隊
就役 2371年
概要
最高速度 ワープ9.95
攻撃システム フェイザー
光子魚雷
量子魚雷
防御システム ディフレクター・シールド
断熱被膜塗装
推進システム インパルス・ドライブ
ワープ・ドライブ

ソヴェリン級(Sovereign class)は、アメリカSFドラマ・映画『スタートレック』シリーズに登場する惑星連邦宇宙艦隊保有の宇宙艦の艦級名の一つである。

sovereignは英語で「主権(者)、君主等」を意味する。

概要

劇場版第8作『スタートレック ファーストコンタクト』で初登場。U.S.S.エンタープライズEの艦級。ギャラクシー級宇宙艦に代わる新たな旗艦として設計されており、ボーグ集合体、ドミニオンカーデシア連合等との交戦を想定し、火力、推力、防御力が格段に強化されている。船体全長はギャラクシー級より伸びたものの、船体の規模はアンバサダー級より小さくなり、ギャラクシー級にあったようなクルーの家族や民間人が同乗するような余剰空間は設けられていない。

エンタープライズE以外のソヴェリン級宇宙艦は長年登場していなかったが、劇場版第10作『ネメシス/S.T.X』後の時系列となる『スタートレック:ローワー・デッキ』、『スタートレック:ピカード』では他のソヴェリン級宇宙艦が任務に就いている様子が見られる。

ソヴェリン級宇宙艦一覧

U.S.S.ソヴェリン(U.S.S.Sovereign NX-73811→NCC-73811)
ソヴェリン級の1番艦。
U.S.S.エンタープライズ(U.S.S.Enterprise NCC-1701-E)
ソヴェリン級の2番艦。就役時はジャン=リュック・ピカード大佐指揮。劇場版第7作『スタートレック ジェネレーションズ』で喪失したU.S.S.エンタープライズ NCC-1701-Dの後継のエンタープライズとなった。劇場版第8作に続き、第9作『スタートレック 叛乱』および第10作『ネメシス/S.T.X』にも登場する。また、多数の小説・コミック・ゲームにも登場する。
U.S.S.オクダ(U.S.S.Okuda NCC-74107)[1]
スタートレック:ピカード』シーズン2の1話、10話に登場。エンタープライズE以降初めて公式に登場したソヴェリン級艦のひとつ。『スタートレック』シリーズのアーティストで、連邦艦・異星人艦問わず宇宙艦内のタッチパネル式コンピュータコンソールデザイン(オクダグラムと呼ばれる)を考案したことで知られるマイケル・オクダ及び妻のデニス・オクダに由来。
U.S.S.ヴェンチャー(U.S.S.Venture NCC-75306)
『スタートレック:ピカード』シーズン2の1話、10話に登場。エンタープライズE以降初めて公式に登場したソヴェリン級艦のひとつ。船名は「冒険」を意味し、24世紀後半に就航していたU.S.S.ヴェンチャー(ギャラクシー級、NCC-71854)の後継艦。
U.S.S.アルシノエ(U.S.S.Arsinoe NCC-75307)
『スタートレック:ピカード』シーズン2の1話、10話に登場。エンタープライズE以降初めて公式に登場したソヴェリン級艦のひとつ。ギリシア神話の人物であるアルクマイオーンの妻、アルシノエに由来。
U.S.S.ヴァルキリー(U.S.S.Valkyrie NCC-74877)
『スタートレック:ピカード』シーズン2の1話、10話に登場。エンタープライズE以降初めて公式に登場したソヴェリン級艦のひとつ。 北欧神話に登場する複数の半神(ワルキューレ英語表記の音写)に由来。
U.S.S.ギルガメッシュ(U.S.S.Gilgamesh NCC-74669)
『[[スタートレック:ピカード』シーズン2の1話、10話に登場。エンタープライズE以降初めて公式に登場したソヴェリン級艦のひとつ。古代メソポタミアシュメール初期王朝時代の伝説的な紀元前2600年頃?)に由来。
U.S.S.パチャクテク(U.S.S.Pachacuti NCC-74181)
『スタートレック:ピカード』シーズン2の1話、10話に登場。エンタープライズE以降初めて公式に登場したソヴェリン級艦のひとつ。クスコ王国(後のインカ帝国)の9代サパ・インカ(皇帝)に由来。
U.S.S.ハッチンソン(U.S.S.Hutchinson NCC-74957)
『スタートレック:ピカード』シーズン2の1話、10話に登場。エンタープライズE以降初めて公式に登場したソヴェリン級艦のひとつ。アン・ハッチンソン(Anne Hutchinson、17世紀半ばの女性聖職者であり、「市民の自由と宗教的寛容さの勇気ある提唱者」として称えられている)に由来。もしくは『新スタートレック』の「謎の潜入者(シーズン6:144話)」に登場したカルヴィン・ハッチンスン中佐より。
U.S.S.フロースガル(U.S.S.Hrothgar NCC-74975)
『スタートレック:ピカード』シーズン2の1話、10話に登場。エンタープライズE以降初めて公式に登場したソヴェリン級艦のひとつ。英文学最古の叙事詩ベーオウルフに登場する紀元6世紀初頭の半伝説のデンマーク王に由来。
U.S.S.ヴァン・シターズ(U.S.S.Van Citters NCC-72504)
スタートレック:ローワー・デッキ』シーズン3の10話で登場。テキサス級AI自動航行艦3隻に攻撃を受けたダグラス宇宙基地の救援に現れたが、3隻の集中攻撃を受けて撃沈寸前まで追い込まれる。

脚注

  1. ^ ‘Star Trek: Picard’ Production Designer Details Starships From Season 2 Premiere [1]

関連項目





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