ゼータコア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/27 17:43 UTC 版)
ミウラ折り構造の板を、2枚の板でサンドイッチした物。ハチの巣状の構造材料をサンドイッチした、「ハニカムサンドイッチ構造」の一種に分類される。 「ハニカムサンドイッチ構造」に関しては、中芯として複雑な3次元構造を敷き詰めたものが様々に考案されているが、それらと比較すると、1枚の板にミウラ折り構造の凸凹(基本的には平行四辺形の平面充填である)をプレスするだけでよい、つまり金属板1枚とプレス機だけで剛性・軽量性ともに優れた中芯を製造できるという利点がある。そのため、コストに優れるほか、通気性もよい。 PCCPシェルは「二つのローラーで挟み込む」という金型が1990年代に考案されて実用化に成功したが、ゼータコアは量産に適した金型がまだ考案されていない。そのため、実用化されていない。
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