ズヴァルトノツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 03:31 UTC 版)
街の中心地から東に数キロ離れたところにはユニークなデザインで知られるズヴァルトノツ大聖堂の考古遺跡がある。この教会はカトリコス・ネルセス3世(建設者の異名を持つ)によって643年から652年にかけて建てられた。聖ゲオルゲの荘厳な大聖堂を持ち、アルメニア王ティリダテス3世と啓蒙者グレゴリオスとの間で会談が行われたこともあった。 しかし930年の地震で教会は倒壊し、20世紀初頭に発見されるまで埋もれていた。1900年から1907年にかけて行われた調査によって、大聖堂の基礎のみならずカトリコスの宮殿やワイナリーも発掘された。屋内の3つの通路にはギリシャ十字の、外側の壁には32角形(ほぼ円)の文様のフレスコ画が描かれていた。
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