スーティルとの裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 03:21 UTC 版)
当初、同じくシートを奪われたスーティルは問題を表沙汰にはしていないが訴訟を考えていることが報道されていた。ヴァン・デル・ガルデとの紛争中も特に目立った動きはなかったものの、翌2016年1月になりザウバーを告訴し、裁判所に受理された。ただしスーティルの場合はシートを取り戻すのが目的ではなく、契約違反に対する違約金を求めるものだった。そして裁判の結果スーティルが全面勝訴し、スーティルが要求した違約金350万スイスフラン(約4億1,000万円)をザウバーが支払うこととなった。 ザウバー側は裁判においてスーティルとの契約を破棄した理由について「パフォーマンスの低さ」「4,000万スイスフラン(約47億円)のスポンサー資金持ち込みの約束が果たされなかったため」などと弁明したが、認められなかった。 スーティルは判決に対し「気が休まったよ。僕は何も間違ったことをしなかったんだからね」と満足している。
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