スーク・エル・アッタリーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 15:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動座標: 北緯36度47分52秒 東経10度10分16秒 / 北緯36.797662度 東経10.171109度
スーク・エル・アッタリーンは、チュニスにあるスークである。旧市街中心に位置し、ザイトゥーナ・モスクに面している。 旧国立図書館本館もこのスーク内に位置する。名前の通り、このスークは香水の売買を専門としているが、その他結婚式関連の用具も扱われている。かつて最も高貴なスークと呼ばれた。
場所
ザイトゥーナ・モスクのすぐ近くに存在し、北はタミス通り、スーク・エル・ブラッギア、シディ・ベン・アロス通りに、西はスーク・テュルク、南はスーク・エル・フェッカへと続く。
スーク内に歴史的な建造物がおおく存在する。
- ザイトゥーナ・モスク ;
- ハルドウニア ;
- マドラサ・アル・オスフォーリーヤ;
- チュニジア国立図書館;
- フォンドゥク・エル・アッタリーン [1].
歴史
同スークはスルタン・ハフシド・アブ・ザカリヤ・ヤフヤが建てた。
製品
同スークはジャスミンやバラなどのフラワーウォーター・エッセンス、またヘナの交易で知られる。最近では加えて美容製品や香水の店などが展開している。
脚注
- ^ « Fondouk El Attarine », sur fondoukelattarine.com (consulté le 20 décembre 2015)
外部リンク
スーク・エル・アッタリーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/31 05:56 UTC 版)
「チュニス旧市街のスーク」の記事における「スーク・エル・アッタリーン」の解説
このスークの記録が始まったのはベルホージャの著書『ムアーリム・タウヒード』およびスライマン・ムスタファ・ズビースの『チュニス旧市街の名所』である。西暦13世紀に当たるヒジュラ暦7世紀に、ハフス朝の創設者アブー・ザカリーヤー1世によってスークの建設が完了したとされる。ムハンマド・ハシャーイシの著書『チュニジアの習慣と伝統』の記述によれば、同スークはジャスミンや薔薇の香水、竜涎香、ヘンナなどで有名だったという。北をグラーブリーヤ通り、スーク・エル・ブラーギジーヤ、シディ・ベン・アロス通りに続き、西をスーク・トゥルク、南をスーク・エル・フェッカへと続く。スーク・エル・アッタリーンはザイトゥーナ・モスクや国立図書館など歴史上重要な名所を誇っている。
※この「スーク・エル・アッタリーン」の解説は、「チュニス旧市街のスーク」の解説の一部です。
「スーク・エル・アッタリーン」を含む「チュニス旧市街のスーク」の記事については、「チュニス旧市街のスーク」の概要を参照ください。
- スーク・エル・アッタリーンのページへのリンク