スロースリップ‐イベント【slow slip event】
読み方:すろーすりっぷいべんと
スロースリップイベント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 06:17 UTC 版)
「サロベツ断層帯」の記事における「スロースリップイベント」の解説
2012年7月から2013年1月にかけて、問寒別付近の深さ3-4 kmを震源域とするMw5.5程度のスロースリップイベントが発生した。同時空間では7月15日にMw4.1,同月16日にMw4.0,18日にMw3.8などM4程度以下の群発地震が発生しており、8月14日にオホーツク海南部の深さ583 kmで発生したMw7.7の深発地震など活動によってトリガリングされた可能性が指摘されている。このSSEは西傾斜の低角逆断層型と推定されており、同じく西側傾斜の逆断層である問寒別断層との関連性も指摘されている。サロベツ断層帯との関連性は不明である。
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