スリランカ標準時とは? わかりやすく解説

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スリランカ標準時

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/05 19:52 UTC 版)

スリランカ標準時
SLST
スリランカ標準時
所在地
スリランカ
情報
外部リンク

スリランカ標準時(スリランカひょうじゅんじ、SLST)はスリランカで使用されている協定世界時を5時間30分進めた標準時UTC+5:30)である[1]

歴史

2006年4月15日、スリランカ標準時は、インドのイラーハーバードを通る東経82.5 °を基準とするインド標準時と同時間帯になるように、UTC+5:30へ変更された。

スリランカでは全国で標準時が統一されている。1880年以来、セイロン及びスリランカの標準時はUTC+05:30からUTC+06:30の間で変更が繰り返されてきた。

1880年に、スリランカ(当時はイギリス領セイロン)ではUTC+5:30を使用していた。第二次世界大戦中の1942年1月、日本軍の侵攻の危機にあったセイロンでは標準時がUTC+6に移行した。さらに1942年9月にはUTC+6:30に移行した。

第二次世界大戦終戦後の1945年に、セイロンの標準時はインド標準時に合わせるためにUTC+5:30に戻された。しかし、1996年5月にスリランカの深刻な電力不足のために、夏時間(UTC+6:30)が実施された(同年10月にUTC+6へ変更)。2006年4月に再びUTC+5:30に戻された。

脚注

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  1. ^ Sri Lanka Time”. GreenwichMeanTime.com. 2010年3月2日閲覧。



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