スピーキングカニューレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/20 15:16 UTC 版)
気管切開を行うと当然ながらカニューレ(Cannula)を介して呼吸が行われる。そのため、声帯を気流が流れることがなく、発声が不可能となってしまう。それを解決するために、スピーキングカニューレ(もしくはスピーチカニューレ®)が用いられることがある。スピーキングカニューレでは一部の気流を上気道にも流すことで発声を可能とすることができる。発声ができるようになるには訓練をする必要もあるが、言語によるコミュニケーションが可能になることはクオリティ・オブ・ライフに大きく貢献する。
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