スタンバイ・ピー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 18:51 UTC 版)
「トランシーバー (無線機)」の記事における「スタンバイ・ピー」の解説
マイクロフォンのPTTスイッチを離した時、つまり送信から受信に切り替わる時に、短い「ピッ」という音を送信音声に追加してから受信に移る機器である。受信している無線局にとっては、相手がいつ受信に切り替わったのか分かりやすくなる。もとはNASAで、アポロ11号とヒューストンの管制局との通信の際に導入されたもの(宇宙との通信は1秒近くのタイムラグが発生するため、いつ送信権が渡されたのか分からなくなる事がある。ちなみにアポロ宇宙船で用いられたものは音が長い。当時の報道ビデオや「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」のDVDなどで聞く事が出来る)。
※この「スタンバイ・ピー」の解説は、「トランシーバー (無線機)」の解説の一部です。
「スタンバイ・ピー」を含む「トランシーバー (無線機)」の記事については、「トランシーバー (無線機)」の概要を参照ください。
- スタンバイ・ピーのページへのリンク