スタビライザー_(アーチェリー)とは? わかりやすく解説

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スタビライザー (アーチェリー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 14:26 UTC 版)

アーチェリー > スタビライザー (アーチェリー)
弓についている一番長い棒がスタビライザー。 枝分かれしているのがVバーとサイドロッド。

スタビライザー (Stabilizer) は、アーチェリーを発射したときに生じる振動を抑える安定装置[1]。1959年にアール・ホイットにより発明された。外見上、アーチェリーのを最も特徴づける器具とも言える。

スタビライザーの種類

出典:[2]

センターロッド(センタースタビライザー)
弓のハンドル中央部から方向に取り付けるスタビライザーである。主目的は不良振動の吸収、ピッチングの抑制といったものが挙げられる。
サイドロッド
センターロッドのショート版。センターロッドの左右に一本ずつ付ける。主目的は振動の吸収、重点の調整などが挙げられ
Vバー
拡張用の道具。これを使用することにより、センタースタビライザーから横方向にもサイドロッドをつけることができる。これにより弓のローリングを抑え、左右回転方向の安定性を高めることができる。さらに重心調整を目的にVバーの弓側に短いスタビライザーをつけることもある(エクステンションロッド)。

スタビライザーに使われる素材

出典:[2]

オールカーボン製
2025年時点では一番主流。弾性率の高いカーボン繊維を強化素材にしたもの。
アルミニウム製
アルミニウムを強化素材にしたもの。とても軽い。曲がりやすく、耐久性が比較的低い。
アルミ・カーボンロッド
アルミパイプを芯にして、カーボンでコーティングしたもの。アルミカーボン両方の長所を得られる。
その他
振動を減衰させるシステムを取り入れたものや、過去にはマグネシウム製のものも存在した。

スタビライザーの付属品・装飾品

[2]

ダンパー
ゴム・シリコン等でできた振動吸収装置。各スタビライザーの先端に取り付ける。
ウェイト
重し。重心の安定化をする役割を持つ。各スタビライザーの先端に取り付ける。

脚注

 

出典

  1. ^ ~スタビライザーについて【アーチェリーをはじめよう!】~ – ONLINE ARCHIVE BLOG”. 2025年2月20日閲覧。
  2. ^ a b c 『Archery教本』全日本アーチェリー連盟、10月1日、6-8頁。 

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